拡張DLLによる変更点>テスト:ランダム分岐の解釈バグ
CW本体更新関連メモ #2:CW1.28→1.29
ランダム分岐の解釈バグの修正を、実際のシナリオの動きで試してみました。
環境によって差が出るとは思えないので、修正済みと書いてあればそれで問題ない気もしますが…
…つまりは、好奇心で。
具体的に何をしたかと言うと:
値99%に設定したランダム分岐を1000回または1万回繰り返すサンプルシナリオを作成し、そのうち何回失敗するかを見ました。1000回も繰り返せば、「偶々全て成功」の偶然をかなり排除したと考えて良いだろうというわけです。
1回でも失敗すれば、少なくとも値99%が100%扱いではなくなっている事が確認できます。
逆に失敗0回だった場合は、100%扱いのバグが発症している可能性が考えられます。
テストでは、1000回ループと1万回ループを各5回ずつ実行しました。
以下は、その結果です。
- 1.28エンジン拡張DLLあり
- 1000回ループでの失敗回数:10、10、11、11、12(平均10.8回)
- 1万回ループでの失敗回数:111、114、5、99、96(平均85回)
- 1.28エンジン拡張DLLなしと1.20エンジン
- 1000回ループでの失敗回数:5回全てでゼロ
- 1万回ループでの失敗回数:5回全てでゼロ
- 1000回ループでの失敗回数:5回全てでゼロ
ちなみに、拡張DLL v.1.4で同じ事をした結果は、
- 1000回ループでの失敗回数:9、6、13、15、7(平均10回)
- 1万回ループでの失敗回数:119、99、91、99、3(平均82.2回)
成功率99%=失敗率1%は、どうやら正しく機能しているものと思われます。
※※※
ついでと言っては何ですが、テストに使ったシナリオを公開しておきます。
興味がある方は、ご自分の目で確かめてみてください。
→「ランダム分岐テスト」DL
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