拡張DLLによる変更点>テスト:MIDI再生遅延はどうなった?
CW本体更新関連メモ #2:CW1.28→1.29
(1)エリア上メニューカードをクリックするとBGMを再生する。
(2)到着イベントを利用してBGMを流す。
の2種類のイベントを作り、(1)ではメニューカードをクリックしてから、(2)ではエリア移動用のカードをクリックしてからBGMが流れ始めるまでの時間を、ストップウォッチで計りました。
使用したエンジンは1.28のみ。
条件は、拡張DLL有・無、CardWirth MidiPatch(CWMPと略)有・無の組合せで4パターンです。
再生するMIDIファイルはデフォルト素材の「RYUNE.MID」を使いましたが、条件を同じにするため、シナリオフォルダ内に置いて参照しました。
- クリックイベント
- 拡張DLLなし+CWMPなし
→1回目:2.60秒/2回目:2.54秒/3回目:2.54秒(平均:2.56秒) - 拡張DLLなし+CWMPあり
→1回目:1.92秒/2回目:1.90秒/3回目:1.87秒(平均:1.90秒) - 拡張DLLあり+CWMPなし
→1回目:1.66秒/2回目:1.60秒/3回目:1.59秒(平均:1.62秒) - 拡張DLLあり+CWMPあり
→1回目:1.60秒/2回目:1.59秒/3回目:1.60秒(平均:1.60秒)
- 拡張DLLなし+CWMPなし
- 到着イベント
- 拡張DLLなし+CWMPなし
→1回目:2.99秒/2回目:2.99秒/3回目:2.97秒(平均:2.98秒) - 拡張DLLなし+CWMPあり
→1回目:2.30秒/2回目:2.32秒/3回目:2.27秒(平均:2.30秒) - 拡張DLLあり+CWMPなし
→1回目:2.02秒/2回目:1.96秒/3回目:2.03秒(平均:2.00秒) - 拡張DLLあり+CWMPあり
→1回目:2.01秒/2回目:1.99秒/3回目:2.02秒(平均:2.01秒)
- 拡張DLLなし+CWMPなし
クリックイベントと到着イベントの双方で、約1秒ずつ曲の再生開始が早くなっています。
また、拡張DLLなしの状態ではCWMPの導入でMIDIの再生開始までが早くなりましたが、拡張DLLありだとほとんど差はみられないという結果でした。
※※※
修正後は、ストレスなく聞ける早さです。しかし、公式ファンサイトにメディアプレーヤー起動の効き目は環境によると書いてありましたし、環境によって差が出るのかもしれません。
なお、このページの数値は拡張DLL v.1.3のときのものですが、v.1.4でもほぼ同じです。念のため。
(オマケ。→確認用サンプル)
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