能力判定分岐と適性アイコン>基礎調査(1/3)
シナリオ作成の小ネタ
- 1)適性アイコン明るさと身体的・精神的特徴の関係に関する調査 ←
- 2)調査用キャラの準備
- 3)判定に対する有利性と成功回数の関係から見えた事
- (前書きページに戻る)
1)適性アイコン明るさと身体的・精神的特徴の関係に関する調査
まず最初に、適性アイコンの明るさとキャラの身体的・精神的特徴との関係を明らかにする必要があります。CW1.28で適性アイコンの表示仕様が変更されたため、CW1.20とCW1.28以降をそれぞれ調査しました。
表の中の数字は、
1=アイコンが暗い状態
2=普通の明るさ
3=明るい
4=白く輝くような最も明るい状態
を表しています。
なお、縦方向の0~15が「身体的特徴」を、横方向の-4~+4が「精神的特徴」を示します。
ただし、精神的特徴のプラスやマイナスは、設定値そのままを表しているわけでなく、必要とされる特徴の側に傾いていればプラス、その逆ならマイナスという見方です。
A) CW1.20 |
B) CW1.28以降 |
斜めに3本の境界線を引いた形になりました。
仕様変更前(Ver.1.20)は、
- 特徴点合計が3以下 →暗い
- 特徴点合計が4~7 →普通
- 特徴点合計が8~11 →明るい
- 特徴点合計が12以上 →最も明るい
- 特徴点合計が2以下 →暗い
- 特徴点合計が3~8 →普通
- 特徴点合計が9~14 →明るい
- 特徴点合計が15以上 →最も明るい
仕様変更で区切りが下方修正されたのは、「暗い→普通」の間のみです。
その他の境界では、ぞれぞれ、より条件が厳しくなっています。
CW1.28になって、スキルカードのアイコン表示が1.20のときより一ランク落ちたPCは多いのではないでしょうか。
特に、「最も明るい」の表示は、かなり厳しくなっています。
宿で作成するPCの能力を考えると、適性アイコンの「最も明るい」表示は、「普通の人では、ほとんど在り得ないもの」という考え方になったものと思われます。
ごく限られた宿作成PCや、極限まで修練を積んだとか人間以上の能力を持つ種族であるといった設定(つまり、能力値がそれなりの設定)がなされている一部のNPCのみ該当、という事になりそうです。
※※※
しかし、個人的には、判定が厳しくなって、微妙な心持ちです。
いずれも突出した能力の無い自パーティーの中で、たった1人、「最も明るい」アイコンの技能を1枚だけ持っているのがいまして(いました?)。脳内妄想は、「これだけは得意技」となっていたんですね。
これが見事にCW1.28の境界変更に引っかかり、他と同列表示になりました。そのPCの取り得が無くなった感じで、何となく寂しいものです。アイコンが明るい状態なら良い方のはずなんですが、気分の問題ですか。