スキル習得に関する考察
(※以下、スキルレベルを「sLv」と略します。)
スキルを覚える順番がある程度決まっているらしいというのは、プレイしていれば程なく分かると思います。
最初はそのスキル習得順を調査するために、どのキャラでも分野内の全スキルをレベル10まで上げるに十分な1万ちょっとまでSPを貯めて、各キャラのsLvを上げる実験をやっていました。
その実験中、対立分野スキルのレベル平均が変わると、スキル習得順が変わることに気付きました。
パーティー交代時のプリシスとの会話でも「対立分野を上げすぎると伸びなくなる」みたいなことを言われますし、難易度4のスキルは対立分野のsLvをちょっと上げると、すぐに覚えられなくなってしまいます。
それなら、対立分野のsLv平均とスキル習得の関係について調べてみようと思い立ちました。
プログラムの計算ですから、恐らく一定の法則に従って覚えていくに違いありません。
そこで、ちょうどsLvを全く上げていなかったディアスで実験してみました。
ディアスは戦士系キャラなので、難易度4まで覚える感覚分野で試します。
対立する技術分野のsLvの平均が一定値になるまで上げておいて、それから感覚分野のスキルのレベルを上げていきます。新しいスキルを覚えたら、感覚分野sLvのその時点の平均値を書き留めます。
以下の表の数値は、そのスキルを習得した時の同分野スキルのレベル平均値です。
「×」は、感覚分野の全てのスキルをレベル10まで上げても覚えなかったという意味です。
さて、表を見ると、明らかにある決まった法則性があることがわかります。
難易度 スキル名 対立分野のsLv平均 1.00 2.00 2.50 3.00 3.50 4.00 5.00 6.00 7.00 1 身体感覚 初 初 初 初 初 初 初 初 初 忍耐 4 4 4 4 4 4 4 4 4 美的感覚 7 7 7 7 7 7 7 7 7 目利き 8 8 8 8 8 8 8 8 8 電波 9 9 9 9 9 9 9 9 9 遊び心 10 10 10 10 10 10 10 10 10 2 危険感知 2 4 4 6 6 8 10 × × 根性 5 5 5 6 6 8 10 × × 耐性 6 6 6 6 6 8 10 × × エンドルフィン 6 6 6 6 6 8 10 × × 3 努力 3 6 6 9 9 × × × × 機能美 6 6 6 9 9 × × × × 4 覚醒 7 8 8 × × × × × ×
その結果を、下にまとめてみました。
- 対立分野のsLv平均が2.00の時と2.50の時、3.00と3.50の時はそれぞれ同じ結果が得られたことから、レベル平均の計算で小数点以下は斬り捨ててもかまわないものと思われる。
- 難易度1のスキルでは全てのスキルにおいて、対立分野のsLv平均が変化しても習得に必要な同分野のsLv平均が変化せず、基本習得値に達すれば習得できた。
- 難易度2~4のスキルについてのみ抜粋。
(以下の表では分かり易いように、特徴的な値を太字表示にしています。)
難易度 スキル名 基本習得値 対立分野のsLv平均 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 7.00 2 危険感知 2 4 6 8 10 × × 根性 5 5 6 8 10 × × 耐性 6 6 6 8 10 × × エンドルフィン 6 6 6 8 10 × × 3 努力 3 6 9 × × × × 機能美 6 6 9 × × × × 4 覚醒 7 8 × × × × ×
太字部分を見ると、対立分野のsLv平均とスキル難易度をかけ合わせた積になっている。
一方、太字でない部分は、基本習得値そのままである。
どこが違うかと考えると、太字部分では、いずれも対立分野sLv平均 × スキル難易度が基本習得値の値よりも大きい。
以上から、対立分野のsLv平均が2以上の時、難易度2~4のスキルでは次の2つが習得判定の基準となっていると考えられる。実際の判定には、二値のうちの大きい方が採用されている。- 基本習得値
- 対立分野sLv平均 × スキル難易度
以上からスキル習得法のページが出来上がりました。
ここに掲載したのは一番先にデータを取ったディアスの分だけですが、他のキャラでの調査結果から言っても、この考察は間違っていないと、今のところは考えています。