各バージョン(+私家版)で使える素材
CW本体更新関連メモ@各バージョン変更点まとめ
CWでは、同梱のエディットツールで取り扱える素材=エンジンで再生可能な素材ではない場合があります。
このページの表は、「エンジンで再生可能であること」に焦点を当てたまとめです。
そのため、同梱のエディットツールで取り扱えない素材に、再生可能を意味する「○」がついていることがあります。
普段使っているツールで取り扱えない素材があったら、CW1.50付属のWirthBuilderで編集してみてください。
参考として私家版エンジンで再生可能な素材の情報(2020/03/19現在)も載せています。
BGM
↓エンジン / 素材種類→ | MIDI | WAV | MP3 | OGG | |
---|---|---|---|---|---|
公 | CW1.20 | ○ | × | ×(※2) | × |
CW1.28 | ○ | △(※3) | |||
CW1.29 | ○ | ||||
CW1.30 | △(※4) | ||||
CW1.50 | ○ | ||||
私 | Next | ○(※1) | ○ | ○ | ○ |
Py | ○(※1) | ○ | ○ | ○ |
- (※1)CC#111によるRPGツクール形式のMIDIループにも対応している。正規版は、CW1.20~1.50までのいずれも非対応。
- なお、CW1.50に同梱のWirthBuilder(v.1.1.38)はエンジン本体よりも新しく、RPGツクール形式のMIDIループに対応している。取り扱える素材とエンジンが対応している素材に差があるので要注意。
- (※2)MP3対応のCW1.28(=CW1.28(11))と同時期に作られたMP3対応CW1.20があり、完全非対応ではない。再生はループなし。
- (※3)MP3非対応のCW1.28(10)公開→約1年半後にMP3対応のCW1.28(11)公開……という流れのため、非対応バージョンも存在する。対応バージョンの再生はループなし。
- (※4)BASS再生時のみ再生可能。
現在、私家版との差は、RPGツクール形式のループ再生(CC#111の挿入位置以降のみループする)に対応しているか否かのみです。
[▲上へ]
効果音
↓エンジン / 素材種類→ | WAV | MP3/OGG/MIDI | |
---|---|---|---|
公 | CW1.20 | ○ | × |
CW1.28 | |||
CW1.29 | |||
CW1.30 | △(※1) | ||
CW1.50 | ○ | ||
私 | Next | ○ | ○ |
Py | ○ | ○ |
- (※1)BASS再生時のみ再生可能。
現在、私家版との差はありません。
[▲上へ]
セル画像
↓エンジン / 素材種類→ | JPEG | BMP | PNG | GIF | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
透過なし | 透過あり | 透過なし | 透過あり | アニメなし | |||
公 | CW1.20 | ○ | ○ | △(※1) | × | × | × |
CW1.28 | |||||||
CW1.29 | △(※2) | ||||||
CW1.30 | |||||||
CW1.50 | ○ | △(※3) | ○ | ||||
私 | Next | ○ | ○ | ○ | △(※3) | ○ | × |
Py | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
- (※1)エラーが出ることはないが、画像の透過情報は反映されない。
- (※2)画像の透過情報が表示に反映されるが、マスクOFFでないと表示がおかしくなる。
- (※3)マスクが正常に機能せず、マスクONでも左上隅の色が透過しない。
ただし、CW1.50とNextにはアルファチャンネルなしのPNGでマスクが効かないバグがあるので注意が必要です。BMP変換してからマスク機能を利用するか、マスクの代わりに透過PNGを使えば、バグを回避できます。
Pyは、上記3種類に加えてアニメ無しGIFの表示に対応しています。
なお、アニメ無しGIFのセルはPy以外のエンジンでは正常に表示できません。クラシックシナリオではBMPやPNGに変換して使うか、Py専用シナリオであることをreadmeに明記しておくと親切です。
[▲上へ]
カード(参照)
↓エンジン / 素材種類→ | BMP | PNG | GIF | ||
---|---|---|---|---|---|
透過なし | 透過あり | アニメなし | |||
公 | CW1.20 | ○ | △(※1) | × | × |
CW1.28 | |||||
CW1.29 | ○ | ||||
CW1.30 | |||||
CW1.50 | ○ | ○ | |||
私 | Next | ○ | ○ | ○ | ○ |
Py | ○ | ○ | ○ | ○ |
- (※1)エラーが出ることはないが、画像の透過情報は反映されない。
WirthBuilderでは取り扱えないGIFも、CWXEditorで参照したものをCW1.50やNextで表示してみると、BMPやPNGと同じに表示することができています。
[▲上へ]
カード(格納)
↓エンジン / 素材種類→ | BMP | PNG | GIF | ||
---|---|---|---|---|---|
透過なし | 透過あり | アニメなし | |||
公 | CW1.20 | ○ | △(※1) | △(※2) | × |
CW1.28 | |||||
CW1.29 | ○ | ||||
CW1.30 | |||||
CW1.50 | |||||
私 | Next | ○ | ○ | △(※2) | × |
Py | ○ | ○ | ○ | ○ |
- (※1)エラーが出ることはないが、画像の透過情報は反映されない。
- (※2)編集にWirthBuilderを用いた場合は、BMPと同じ挙動。CWXEditorを用いた場合は、エラーが出て表示できない。
BMP以外の格納に対応しているエディットツールはWirthBuilderとCWXEditorの7系までがありますが、格納時の画像の扱いが異なっており、同じ画像を使ってもエラーが出たり出なかったりということが起こります。かなり要注意です。
- 【WirthBuilder】 BMPのほかはPNGの格納に対応。格納時にビットマップ変換が行われます。
WirthBuilderが同梱されているCW1.30/1.50及びNextでPNGの格納が可能ですが、実はエンジンの方は格納されたPNG画像の表示に対応していません。格納時にビットマップとして取り込まれるため表示できているだけです(重要)。- 格納時のBMP変換のため、CW1.30や1.50に付属のWirthBuilderでPNGを格納したシナリオは、結果的にCW1.20から画像の表示が可能。
- 透過PNGを格納した場合は透過BMPに変換され、エンジンの透過BMP対応状況の影響を受けます。
- 【CWXEditor】 ver.7.3までは、BMPのほかPNG・GIFの格納に対応。無変換でそのまま格納されます。
このためBMP以外の格納表示に対応していないCW1.20~1.50及びNextでは、PNGやGIFを格納したエリアへの到着、キャストの加入、カードの入手の際に、「ビットマップイメージが不正」や「ビットマップ画像が無効」などのエラーが出ます。
- クラシックシナリオは、他のエンジンのユーザーが遊ぶ可能性もあります。
BMP以外を格納した場合は、他のエンジンでは遊べない旨readmeに書くか、Py独自形式に変換してから公開すると分かり易いと思います。
他のエンジンのユーザーにも遊んでもらいたいなら、BMPにしてから格納すれば解決です。 - CWXEditorのver.7.3までをお使いの方は、特に拘りや事情がなければ、最新バージョンへのアップデートをお勧めします。
ver.8 α1以降はBMP以外の格納ができないように修正されており、うっかりPNGやGIFを格納する事故を回避できます。 - なお、PyでPNGを使用したキャストを連れ込んだり、PNGを使用した効果系カードを入手した後、CW1.28~1.50向けに宿を「逆変換」する場合は、格納されているPNGが自動でBMP変換されるため問題は起こりません。(※Py ver.2 (Reboot)で確認)
- クラシックシナリオは、他のエンジンのユーザーが遊ぶ可能性もあります。