【CW1.28】での変更点
CW本体更新関連メモ@各バージョン変更点まとめ
変更点は、シナリオ作成に関わるもののみ書き出しました。
公式ファンサイトの新バージョンの機能を参考にしていますが、書かれていない事もあるため恐らく不完全です。
使用時に対策を考えた方が良さそうなもの
- 時限消滅称号「:~」「;~」の追加。
先頭が「_」の称号と同じく、キャラクター経歴から確認できない。
先頭が全角「:」のものはシナリオ終了時に、先頭が全角「;」のものは戦闘終了時に消滅する。
また、点数が1点以上のものは、戦闘で1ラウンド経過、エリア移動、時間経過コンテントで点数が減り、0点になると消滅する。
- CW1.20では経歴欄に見えるし、点数減少や自動消滅もない。
- 隠蔽称号「:R」によるPCリバース
称号「:R」を付与されたPCはリバース状態となり、称号が破棄されて復帰するまでパーティーに存在しないような扱いになる。
- CW1.20では機能しない。
CW1.20時代には、同様の効果を得るためにFLIPと呼ばれる擬似不在システムがあった。
- CW1.20では機能しない。
- カードの表示順変更。PCをエリア上に配置したカードで隠せなくなった。
- FLIP使用時に行動不能にしたPCが見えてしまう。
CW1.50ではオプションでCW1.20と同じ表示順に変更可能。
- FLIP使用時に行動不能にしたPCが見えてしまう。
- PCにカードを配布する際、所持欄に空きがなければ荷物袋に配布する。
全員に配布の場合は、配布に失敗した分だけ荷物袋に入る。- CW1.20では、配布が失敗した場合はカードを得られない。
- 敵キャストへの配布で失敗しても、PCの荷物袋に入る。
- BGMにMP3を使えるようになった。(ただしループ再生はできない)
- CW1.20では、エラーメッセージが表示されるなどして再生できない。
- 付帯能力の使用回数設定が効くようになった。
- CW1.20では召喚獣カードを直接所持すれば、使用回数設定によらず何度使われても消えなかった。
CW1.28以降では、使用回数が1以上の設定なら回数分使われると消滅する。
- CW1.20では召喚獣カードを直接所持すれば、使用回数設定によらず何度使われても消えなかった。
- エフェクトブースターが使えるようになった。
場合によっては対策した方が良さそうなもの
- 称号(クーポン)関連
- 選択中の敵キャストの称号を変更可能になった。
(取得・破棄できる) - 敵キャストに対して、選択中メンバ対象のクーポン分岐が可能になった。
- 選択中の敵キャストの称号を変更可能になった。
- 対象消去関連
- 死亡したキャストを対象消去できるようになった。
(死亡時イベントの再発火はなし) - 対象消去されたキャストへのカード所持判定が必ず失敗するようになった。
(以前はフィールド全体なら成功していた)
- 死亡したキャストを対象消去できるようになった。
- 効果系カード・アクションカード関連
- 効果系カードがカード名と同じキーコードを持つものとして扱われるようになった。
- アクションカード「フェイント」がキーコード「撹乱」を持つようになった。
- 技能適性の表示変更。
- 味方全体や双方全体が対象のカードをエリア上で使用するとき、使用対象にメニューカードも選択できるようになった。
(CW1.20では味方全体の選択になっていた。)
- 荷物袋内のカードの実体情報(画像や効果など)の書き込み先がパーティー毎のセーブファイルから個別のWIDファイルに変更され、Environment.wydで管理されるようになった。
パーティーのファイルには、荷物袋に何があるかの情報だけが書き込まれる。- Environment.wydには各パーティー荷物袋内のカードのほか宿のカード置き場のカードの情報も記録され、実際の中身を記録したWIDファイルと合わせて宿全体で共有のデータベースのような役割をする。
- 新たにカード置き場または荷物袋にカードが入る際、上記共有データベース的なものの中に名称・解説の双方が同じカード(以下「同一とみなされるカード」と呼ぶ)が存在すると、既に同じものを持っているとみなされ、既存の内容データがそのまま使われる。
新たなカードは、所在情報と数の増加のみが記録され、中身については以前のデータが参照される。
なお、同一とみなされるカードは名称と解説の双方一致のみで判定され、それ以外が異なっても同じものとして扱われる。- シナリオで新たなカード【A】が荷物袋に配布される際、カード置き場または宿内のパーティーの荷物袋に同一とみなされるカード【A’】が存在すると、荷物袋には【A’】が配布される。
PCの所持欄に直接配布された場合は影響を受けず【A】を入手するが、その【A】を荷物袋やカード置き場に移動させた瞬間、既存カード【A’】と置き換わる。 - 新しく入手したカード【B】と同一とみなされるカード【B’】が宿内のいずれかのPCの所持欄にあり、先に【B】を荷物袋かカード置き場に入れた場合、その後【B’】を荷物袋やカード置き場に移動させたときに入手が古い【B’】の方が【B】で置換される現象が起きる。
- シナリオで新たなカード【A】が荷物袋に配布される際、カード置き場または宿内のパーティーの荷物袋に同一とみなされるカード【A’】が存在すると、荷物袋には【A’】が配布される。
- 特殊文字の追加:「#t」でパーティー名を表示できるようになった。
- 最大値処理の変更。
- これまで防御力が考慮されていたが、防御無視になった。(一撃必殺攻撃が可能に)
- デフォルトBGMが6曲追加された。
- 公式MIDIパックから5:
BeyonedMyHeart.mid、HerosMarch.mid、RYUNE.MID、ScarletPlain.mid、SenceOfDeath.mid、Uno.mid - その他1:
DefReset.mid- これらの楽曲をシナリオ中で指定している場合、以前のエンジンでは再生できない。
- 公式MIDIパックから5:
- デフォルト効果音が35個追加された。
- 赤塚氏作品13:
効果(ざわめき).wav、効果(雑踏).wav、効果(ノック).wav、効果(ノブ).wav、効果(出現).wav、効果(水滴).wav、効果(落石).wav、効果(摺石).wav、効果(摺足).wav、効果(着火).wav、効果(雷鳴).wav、効果(咆哮).wav、使用(舟).wav - 砂男氏作品22:
効果(ワープ).wav、効果(消滅).wav、効果(引掻).wav、効果(落下).wav、効果(絶叫).wav、効果(蒸発).wav、効果(破裂).wav、効果(水中).wav、効果(地鳴).wav、効果(突風).wav、効果(足音).wav、効果(絞付).wav、効果(骨折).wav、効果(関節技).wav、効果(犬).wav、使用(鈴).wav、使用(笛).wav、使用(本).wav、使用(詠唱).wav、使用(電撃).wav、使用(拳銃).wav、使用(機関銃).wav- これらの効果音をシナリオ中で指定している場合、以前のエンジンでは再生できない。
- 赤塚氏作品13:
修正されたバグ
- 【重要】 呪縛が眠り、眠りが中毒、中毒が麻痺/石化、麻痺/石化が呪縛 として判定される。
- 睡眠者有効の能力判定が必ず失敗する。
- 睡眠者に絶対成功(成功値修正+5)で攻撃した場合、対象が目覚めない。
- 全員行動不能のとき、能力判定が必ず成功する。
- 全員行動不能のとき、戦闘で逃走が必ず成功する。
- 敵が呼んだ召喚獣で敵が死亡した場合、死亡時イベントが発生しない。
(CW1.20で確認したところ、正常に発生する(こともある?)。他に条件等がある? 要確認。)
その他
- 称号(クーポン)関連
- レベル調整でレベルを下げた冒険者には、「:レベル補正中」の称号がつく。
- 称号「_消滅予約」を持つ冒険者はアルバムに記録されない。
- 称号の点数制限が緩和され、-999~+999の間で指定できるようになった。
- エディタの点数欄の説明は、CW1.20のときのまま「-9~+9」になっているので注意。
- -10点以下または10点以上の称号の配布をCW1.20エンジンで実行した場合も、設定した点数で問題なく取り扱われる。
ただし、CW1.20付属のエディタで点数を維持したまま編集することはできない。
- カード関連
- 効果系カードに、効果属性「無属性」、抵抗属性「必中」が追加された。
- キャストの設定に、性別「謎」、年代「不明」、素質「英雄型」の項目が追加された。
- キーコード「リサイクル」を持つアイテムは、使用回数が尽きても消滅しなくなった。
- 残り使用回数ゼロになった後は、使用できない。
本体効果・使用時イベントの双方とも発動せず、キーコード発火用としても使えない。 - 所持判定での検出、右クリックからのカード情報閲覧は可能。
- 残り使用回数ゼロになった後は、使用できない。
- 魔法無効化中のカード使用制限内容が変更された。
- 効果系カードが、カード名と同じキーコードを持つものとして扱われるようになった。
- パーティー同行中のキャスト(NPC)の手札カード関連
- 戦闘中に使用したアイテムや回数有限の付帯能力の残回数が、キャンプや戦闘開始時に復活するようになった。
- CW1.20ではアイテムの残回数は回復せず、回数有限の付帯能力は1回戦闘を行うと残回数に関わらず消滅していた。
- 技能 及び 戦闘中自身に召喚した召喚獣は、CW1.20、1.28双方で扱いが同じ。
技能は戦闘毎に回復し、召喚獣は戦闘終了時に消滅する。
- 戦闘中に使用したアイテムや回数有限の付帯能力の残回数が、キャンプや戦闘開始時に復活するようになった。
- エンジンの変更(主なもの)
- パーティー情報からパーティー名を設定できるようになった。(特殊文字#Tに対応)
- 所持金がPCごとではなくパーティー単位で管理されるようになった。
また、宿に「金庫」が追加され、パーティーの所持金を宿に保管できるようになった。 - 宿の「カード購入」がなくなり、かわりに宿単位のカード保管場所「カード置き場」が追加された。
これに伴い、売却したカードはレアリティに関係なく消滅するようになった。 - レベル調整の機能が追加され、各PCのレベルを、現在のレベル以下で調整できるようになった。
- PC作成で既存冒険者を親に設定する際、
- 親となるPCが、CW1.28で追加されたEP(ExtraPoint)を消費するようになった。
- アルバムに登録されたPCの他、宿帳に居るPCも親に指定できるようになった。
- 宿帳から「引退」がなくなり、かわりに「拡張」からPCを「成長」させられるようになった。
成長すると年代が1ランク上がり、老人以上になると永眠する。 - BGMとしてWAVを再生できるようになった。ただし、同梱のエディタで選択はできない。