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スマホ表示のダークモード対応【2/14追記】

スマホでの表示は、これまで自分の好みで黒地に白文字にしていました。
が、この際、選べるようにしておこうかと。
ブラウザーのテーマ設定によって、ライトなら白地に黒文字、ダークなら黒字に白文字の表示に自動で切り替わるようにしました。

今回作業を行ったのは、以下の5か所です。
※印の3つは、パソコン表示もダークモードに対応させました。


ライトの方は、スマホで見ると配色がいまいちな気がします。もう少し改善の余地がありそうです。いずれ調整するかもしれません。


(1/14追記)
ライト版の配色の調整を行いました。

(1/27追記)
時空の塔のパソコン表示を、ダークモードに対応させました。
元が基本的に黒地に白文字でしたので、「ダークモードでない時は白地に黒文字で表示できるようになった」が正しい気もします。
単純に白&黒ではなかった部分は元の色や壁紙画像を残しているため、場所によって淡色に濃色文字/濃色に淡色文字の切り替えになることもあります。

(2/14追記)
砂塵の彼方(この場所)のパソコン表示を、ダークモードに対応させました。
元の茶系の色を残しつつの明暗切り替えです。

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レスポンシブ化っぽい何か・進捗20200304

一年前の今日から始めた「レスポンシブ化っぽい何か(仮)」の、その後です。
踊る金狼亭(とそのほかのCardWirth関連ページ)について、全ての作業が完了しました。パソコン用ゲームの記事がスマートフォンで閲覧されることはなさそうですが、まあ、やっておけば何かの役に立つかもしれません。少なくとも、自分の勉強にはなりました。

今年2月6日に主な作業が終わり、本日までに最終的な調整と色の変更を行いました。色は、最初は白背景に黒文字にしていたのですが、閲覧テストの段階で疲れ目対策のために反転させて、黒背景に白文字としました。背景が白だとディスプレイの光で目が疲れてしまい、長時間見続けるのが辛かったのです。黒背景が見やすいかというと、それもまた微妙ではあるのですが、当面この色でいこうと思います。
(ついでと言っては何ですが、この不定期日記も、スマートフォン表示を黒背景に白文字に変更しました。)

これで、CardWirth関連の記事は、すべてスマートフォンでの表示に対応しました。
あっという間に1年が経ってしまい、時間の流れる速さに愕然としています。
今後は、時空の塔の方でも徐々に作業を進めていく予定です。

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[CardWirth] 続・Next宿をCW1.50に移植できたかも、という話

前回「Next宿をCW1.50に移植できたかも、という話」が、まだ続きました。

(7/15追記)
踊る金狼亭の私家版情報内に、Next→CW1.50宿移植のまとめを掲載しました。
関連記事3つの内容をまとめ、説明を意識した作りになっています。ぜひそちらもご覧ください。

※※※
前回の実験では、PCデータをNext用シナリオに移して圧縮解除、CWXEditorで開いてからクラシックシナリオとして保存し、1.50エンジンで取り扱える形に変換しました。そこまでは、そう難しくありません。
しかし、Environment.wyd にある済印や宿ゴシップの情報をバイナリエディタで移植するという難関があります。ここで間違うと、宿が使えません。
済印・宿ゴシップのもう少し簡単な移植方法はないものか……

というわけで、今回は直接バイナリエディタで移植するのではなく、Pyの逆変換機能を用い、Py宿経由で移植する方法を試しました。以下、実行した手順と結果です。
<最終更新:2019.07.13 2:38>

<Environment.wyd情報の移植(Py宿経由)>

実は、Next宿のEnvironment.wydは圧縮されていない。そのため、バイナリエディタで開けば、済印や宿ゴシップの情報がそのまま読める。

そしてさらに。
テキストエディタで開けば、テキストはテキストとして読むことができる(←ここ重要)。
ただし、うっかりテキストエディタで上書きすると宿が壊れるので、そこは気をつけた。

  1. あらかじめNextエンジンのユーティリティモードで、(1)最新・最古の済印、(2)最新・最古の宿ゴシップ をそれぞれ調べてメモしておく。
  2. Pyで空の宿を作り、Environment.xml をUTF-8対応のテキストエディタで読み込んでおく。
  3. Next宿のEnvironment.wydをテキストエディタで開き、最も古い済印から最も新しい済印までをコピーして、空のテキストファイルに貼り付ける。
    (※古い方から新しい方へ、1行に1つの済印が並ぶ形になったはず。)
  4. 各行の先頭に「<CompleteStamp>」、末尾に「</CompleteStamp>」を挿入し、全ての行が「<CompleteStamp>(済印テキスト)</CompleteStamp>」の形になるようにする。
    (※テキストエディタに一括置換機能があれば、それを使って改行部分を置換していくと早い。)
  5. Py宿 Environment.xml の<CompleteStamps>~</CompleteStamps>の間に、1つ前で加工した済印データを貼り付ける。
  6. 宿ゴシップについても、手順は同じ。最新・最古の宿ゴシップの出現位置からデータを取り出すべき範囲を確定し、4~5の手順を、
    <CompleteStamp> → <Gossip>
    </CompleteStamp> → </Gossip>
    <CompleteStamps>~</CompleteStamps> → <Gossips>~</Gossips>
    と置き換えて実行する。
  7. 宿全体の所持金も、ここで調整しても良いかも。
    「<Cashbox>4000</Cashbox>」となっているところを書き換える。
    (※4000→準備段階でメモした元の宿の所持金合計にする。)
  8. 書き換えた Environment.xml を保存。
    Next宿の Environment.wyd は、何もせずそのまま閉じる。
  9. 2で作成したPy宿の逆変換を行い、CW1.50用に変換。
    生成された Environment.wyd を、PCデータを移植した1.50宿のフォルダ内にコピー、上書きする。

こちらの方が、ミスは少ないかもしれません。

PCデータの移植方法は、前回の記事どおりが良いと思います。


実は、PCデータも、Py宿経由で1.50に移動させることができます。
展開されたWSN(XML)形式シナリオのキャストデータは、基本的に3行書き換えれば(キャラ画像は抜け落ちるものの)そのまま宿の冒険者データとして使えます。これを利用して、PCデータをCWXEditorで変換する際にXML形式で保存し、一度Py宿を作るやり方です。
その後、この記事の上の方で紹介した方法で Environment.wyd の情報も移植し、PCデータ含む全体を逆変換で1.50用に変えるのですが、この方法には直通の変換にない以下2つの欠点があります。

  • CWXEditor上の取り扱いがWSN形式で完結するため、効果音埋め込みの所持カードに全くエラーが表示されない。逆変換で効果音が消えるケースに気づけない可能性がある。
  • 逆変換により1.50仕様のカードが削除されることがあり、結果として直通変換よりも多くの所持カードを失う可能性がある。
    (※今回試したところでは、1.50仕様シナリオで入手した技能「焔紡ぎ」などが消えました。)

※※※
済印・宿ゴシップをテキストとして移植する今回の方法、バイナリ編集よりも楽かもしれませんが、やはり簡単楽々というわけにはいきませんね。多少楽になる程度のものです。
問題点の方は、前回記事に書いたとおりで、何も変わりません。

もしどうしてもNext宿を1.50環境に移植したいなら、PCデータはNext→1.50直通で、Environment.wyd にある情報はPy宿経由で変換するのがベターではないか。というのが結論です。
もちろん、元の宿は、事前バックアップ必須です。


[関連記事]
Next宿をCW1.50などに移植できるようになるかも、という話
Next宿をCW1.50に移植できたかも、という話
・続・Next宿をCW1.50に移植できたかも、という話(←現在地)

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[CardWirth] Next宿をCW1.50に移植できたかも、という話

前回「Next宿をCW1.50などに移植できるようになるかも、という話」の続きです。
<最終更新:2019.07.13 2:38>

(7/15追記)
踊る金狼亭の私家版情報内に、Next→CW1.50宿移植のまとめを掲載しました。
関連記事3つの内容をまとめ、説明を意識した作りになっています。ぜひそちらもご覧ください。

※※※
7/7、Next専用シナリオの読み書き機能がついたCWXEditorがダウンロードできるようになりました。そこで、さっそく、6月末に予定していたNext宿移植を試してみることに。
以下の手順で試し、外見的にはだいたい移植できたような感じです。
(ただし、重大な問題点があります。下の方の問題点の項をご覧ください。)

<Next宿側の準備>

  1. 宿内に存在する全ての技能・アイテム・付帯能力カードを、いずれかのPCの所持欄に移動する。
    (※入りきれないときは荷物持ち用の仮PCを作成する。荷物袋、カード置き場、バックパックにカードを残さない。)
  2. 全てのPCについて、それぞれEP値を記録。
  3. 全てのPTを解散し、宿全体の所持金をメモしておく。
  4. セーブ。

<1.50宿側の準備>

  1. Next宿と同名の宿を作成。
  2. Next宿に所属するPC全てについて、同名のPCを作成する。
    (※荷物持ち含む。名前だけ一致していればよく、他の設定は適当でもOK。)
  3. ユーティリティーモードで宿の所持金額をNext宿の方に合わせる。
  4. 1.50宿をユーティリティモードで起動、適当な名称の済印・宿ゴシップを1個ずつ追加。
    (※後で行う済印と宿ゴシップの移植の際、置換範囲を明確化するため。)
  5. セーブ。

<PCの移動>

まず、シナリオ作成ツールを、以下の設定に変更する。

  • Next付属のWirthBuilder→環境設定で「シナリオのファイル圧縮を無効化」にチェックを入れて適用
  • CWXEditor→ツール>エディタ設定の「その他」タブで、対象エンジンを「CardWirth 1.50」に設定

両方の設定が終わったら、WirthBuilderで適当な空シナリオを新規作成する。
この新規シナリオを用いて以下の手順を繰り返し、Next宿の全ての (キャラ名).wcp ファイルについて処理を行う。

  1. (キャラ名).wcp を上で新規作成したシナリオのフォルダ内にコピーして Mate1.wid に改名。
  2. シナリオをWirthBuilder 1.2.0以降で開いて圧縮なしで保存。
    (※シナリオ保存後、Mate1.wid は Mate0.wid になっているはず。)
  3. 2で保存したシナリオを、Nextシナリオ読込対応のCWXEditorで開く。
  4. 編集>検索と置換 で、キーワード「@@@NEXT」を用いて「テキスト検索」を行い、検出されたPCの所持カードを削除。
    (※クラシック形式にした後に削除しようとすると、削除後の保存ができない(ことがある?)。必ずWSN形式として扱われている間に削除しておく。)
  5. 編集>検索と置換 で基準を「CardWirth 1.50」とした「誤り検索」を行い、CW1.50が対応していない所持カードを探す。あれば削除。
    (※CWXEditorによる自動変換で気づかないうちにカードの内容が変わる危険性をできるだけ減らすため、クラシックシナリオとして保存する前に誤り検索しておく。)
  6. 名前を付けて保存で、クラシックシナリオとして保存する。

    この後、9番の段階に進むまでは、CWXEditorを閉じずに作業を続けること!(※一旦閉じると、自動変換で内容が変わった非対応部分を見つけられなくなる可能性がある。)

  7. キャストの所有カードで残っているものについて、1つずつ編集画面を開ける。
    「OK」のボタンに警告表示が出ていたら、そのカードは削除する。
  8. それでも残ったキャストの所有カードのうち、使用時イベントがあるものは、1つずつ使用時イベントの編集画面を開ける。
    イベントツリーのどこかに警告表示が出ていたら、そのカードは削除する。
  9. 上書き保存で、非対応の所持カードがなくなった状態を保存する。
  10. Mate0.wid の名称を (キャラ名).wcp に戻し、1.50宿の同名ファイルに上書き。

全キャラ分処理が終わったら、次へ。

<移動で抜け落ちるデータの復元>

  1. 1.50宿を1.50エンジンで読み込み、PCのカード画像を設定し直す。
    (※自分のPCなので、元のファイルは持っている前提で。)
  2. 各PCのEPは、システム称号「@EP」(←全て全角)の点数で管理されている。
    準備の際に作成した記録を元に、ユーティリティモードを用いるか、簡単な称号配布シナリオを作って復元する。

<Environment.wyd情報の移植>

(7/13追記:バイナリエディタでの編集はちょっと……という場合、別の方法もあります。)

実は、Next宿のEnvironment.wydは圧縮されていない。そのため、バイナリエディタで開けば、済印や宿ゴシップの情報がそのまま読める。
[PNG-4KB]

  1. Next宿の Environment.wyd から済印領域(「済印文字列+改行」の繰り返し領域)だけをコピーして、1.50宿の済印領域(1で設定した適当済印の文字列+改行の部分)と置換する。
  2. 置換後の該当部分のデータのサイズが何バイトあるか調べて、置換した部分直前のデータ長の辻褄を合わせる
    (※済印領域直前の4バイト分がデータ長。)
  3. 宿ゴシップについても同じ。
  4. 書き換えた1.50宿の Environment.wyd を保存。

<パーティーや荷物袋・カード置き場構成の再現>

  1. PTを再結成し、荷物袋・カード置き場にあったカードを戻す。
  2. 荷物持ちPCを作成していた場合は、削除。
  3. セーブ。

以上。

ここまでの作業の結果として、アルバム情報とPC所持カードの出典情報を除いて、見た目的には元のNext宿と(たぶん)同じの1.50宿が完成し、動きも問題なさそうでした。

【重要】この方法による移植の問題点

  • 効果音が埋め込まれたカードなど、一部CW1.50で取り扱えないにもかかわらず、誤り検索で検出できないものがある。
    非対応カード探しは手間を惜しまず慎重に行わないと、宿移植によって気づかないうちに所持カードの内容がオリジナルから変化してしまうことがある。
  • 圧縮解除の際、各PCのデータを一旦シナリオの一部として保存する必要があるため、所持カードの出典情報(カード情報右下のシナリオ名+作者名)が、一律圧縮解除に使ったNextシナリオの情報に置き換わる。
  • アルバムのPCは、移植ができない。
  • 不具合の有無の検証が難しい。
    ほとんどは異常が発生して初めて顕在化することになると思われ、その点を納得した上で実行する必要がある。

なお、7/7時点の最新版でテストした結果です。
CWXEditorの今後の更新によって問題点の一部が緩和される可能性がありますが、そもそもイレギュラーな使用法のため、上手くいったらラッキー程度に考えた方が良いと思います。

※※※
今回は、下の方で紹介している称号データを手作業で切り貼りした実験よりも楽だったし、所持カードの移動が容易い利点もあります。ただ、やはりそれなりに時間がかかり、神経を使う作業になるのも事実です。上手く行かないこともありますし、上手く行ったように見えても問題が無いとは限らず、手軽にできるというものではありません。
結局、方法があったとして、実際やろうとする方はいないのじゃないかと……。

オマケで作ったもの:データ長部分の修正用→
(数値欄にデータ長(何バイトあるか)を入れて、変換ボタンを押す。)

結果の現物を見たい方のために、移植前後の宿データ詰め合わせを公開しています。
ダウンロードはこちらへ。

※※※
この移植実験では、CW1.50には無い要素がWsn.4を経由した変換でどうなるかを見るため、PCに次の6種類のカードを持たせていました。
中には誤り検索だけでは検出できなかったものもあり、所持カードが多いと、非対応カードの削除は多少面倒です。

非対応要素の種類 誤り検索 CW1.50宿での挙動
バックパック対応 非検出 問題なし
名称が全角8文字 非検出 問題なし?
効果音が埋め込み 非検出 音が鳴らない
キーコードが10個 検出 ---
使用時イベントでセーブ・中断を制限 検出 ---
使用時イベント内の効果コンテントが
カードの効果目標を対象としている
検出 ---

カードの「バックパック対応」設定は、クラシックシナリオにするときに自動で削除されるようで、全く影響ありませんでした。
全角8文字名称のカードも、特に何もなく移植できました。CW1.50でも、そのまま8文字名で表示されます。ただ、文字列の中身によってはカードの台紙からはみ出たり、メッセージにカード名表示されるときおかしくなることがあるかもしれません。

※※※
シナリオ作成ツールを使った場合のデータの整合性等に不安を感じるなら、各PCの称号を手作業で移植する方法もあります。正規のツールを使うなら、ユーティリティモードで。しかし、バイナリエディタの方が簡単です。
宿ゴシップと済印の移植は、上に書いた方法で、割と簡単に行えます。
宿にあるスキルやアイテムなどは、CW1.50でも使えるものだけ、1つずつユーティリティモードで配布するしかありません。


[関連記事]
Next宿をCW1.50などに移植できるようになるかも、という話
・Next宿をCW1.50に移植できたかも、という話(←現在地)
続・Next宿をCW1.50に移植できたかも、という話

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[CardWirth] Next宿をCW1.50などに移植できるようになるかも、という話

(7/8追記)
7/7、Next専用シナリオの読み書き機能がついたCWXEditorがダウンロードできるようになっていたので、さっそく実際やってみました。
結果、見た目的には移植できた感じになりました。実際やってみたメモと結果は、続きの記事にあります。
続き「Next宿をCW1.50に移植できたかも、という話」

(7/15追記)
踊る金狼亭の私家版情報内に、Next→CW1.50宿移植のまとめを掲載しました。
関連記事3つの内容をまとめ、説明を意識した作りになっています。ぜひそちらもご覧ください。
----
昨日、まつ(@knbn_tikt_cw)さんが、こんなことをツイートされていました。

──CWXEditorにNext専用シナリオの読み込み機能が実装された場合、もしかしたらNextから1.50などへ冒険者のデータ(宿データ)を移動できるのでは?

面白そうだったのでちょっと色々試してみたのですが、手間さえ惜しまなければ、たぶんほとんど丸ごと移植できるのじゃないかなぁと。なお、あくまでCWXEditorにNext専用シナリオの読み込み機能が実装されたらの話です。(つまり、今はまだできません。)

恐らく、以下の手順でいけるはず。
CWXEditorのNext専用シナリオの読み込み機能が現実になったら、実際試してみますかね。もし可能になったら、後で試す用メモです。

(※ここにあった後で試す用メモの内容は、実際やってみたメモに移動しています。)

※※※
ちなみに、以前実験したところでは、上の方法でNext宿のPCデータの圧縮を解除しておいて、

  1. PCの解説欄(←選んだ素質や特性が分かる)を参考に、1.50宿で同じ初期設定のPCを作成。
  2. 称号データをバイナリ編集で1.50宿のPCに移植。

という手順で、PCのみの移植ならできました。

圧縮解除したNext宿PCの称号情報をコピーして、1.50宿にいる同名PCの称号情報に上書きし、最後に称号個数を書き換えてつじつまを合わせるやり方です。ただ、各PCの所持称号が相当に多かったので、それぞれ何個あるか数えるのに手間がかかり、CW1.50側でPC4人分の称号所持状況を再現したところで心が折れました。
所持称号の再現ができたら、Next宿に存在したアイテムや技能などカードをユーティリティモードで配布するつもりだったのですが、各カードの出典シナリオを調べて集め、そこから1つずつ手動で配布すると思ったらとてもやる気が起きず、カードの配布は手つかずで終わりました。

ということで、PCの称号は、今でも圧縮解除→バイナリ編集で移植可能です。
済印と宿ゴシップの移植は、実は割と簡単です。
アイテムや技能なども、ユーティリティモードで相当頑張れば移植できるかもしれません。

つまり、宿内にあるカードを諦めることができ、バイナリ編集に抵抗がないなら、Nextから1.50への宿の移植は、現在も比較的簡単に実行できます。
ただ、上の手順を実行するより、各エンジンに宿を作った方が断然楽そうです。方法があったとして、実際やろうとする方はいないでしょうね……。


[関連記事]
Next宿をCW1.50などに移植できるようになるかも、という話(←現在地)
Next宿をCW1.50に移植できたかも、という話
続・Next宿をCW1.50に移植できたかも、という話

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[CardWirth] Re: cwNowUpにおける「自作」の定義(問合せ返信兼)【5/21更新】

2019/05/03 13:05にお問い合わせ頂いた方へ。
この記事は、お尋ねの件への返信ですが、他に同じことを疑問に思っている方もおられるでしょうから、表の見えやすいところに書かせて頂きます。

※※※
「自作とは何か」というのは、とても難しいです。
一般的に、その人独自の創作的表現があるかといったことで判断されるのでしょうが、主観の問題もあり、誰もが納得できる明確な基準を設けて線引きをするのは不可能ではないかと思います。
ゆえに、cwNowUpにおいては、以下の3条件の全てを満たせば、「自作」として専用ハッシュタグの使用が可能、ということにします。

  1. 投稿者自身が作成したものであること。
  2. 他者が作成したもの(素材など)を使用している場合は、その全ての利用規約を守っていること。
  3. その方の中で胸を張って自作だと言いきれるものであること。【5/21追加】

3番は、作品の中に占める他力の比率が比較的高い場合のために入れています。内心の問題ですので、実際の運用としては、専用ハッシュタグを使用された時点でご本人の中で自作という位置づけ=3は満たされていると考えることになるでしょう。
よって、1と2の双方が満たされている限り、管理人が「自作に該当するか」を判断することは基本的にありません。管理人の主観を極力排し、ケースによって対応に差が出ることを防いで、皆様により安心して使って頂くためです。

ただ、リソースシナリオや所謂改変素材など、他者が作成した素材を用いた素材に関して、ご懸念の点は理解できます。作った方が素材の規約を守っていても、配布先で使われる段階で問題が発生する可能性はあるだろうと思います。
その辺りも考慮した上で、FAQを更新しました。一項目追加しています。ご確認ください。


(追記)
cwNowUpを通じて宣伝される作品が他者の権利を侵害していないかについては、管理人としての判断が必要なことがあるかもしれません。しかし、ある人が自分で作成したものが、その人の自作と言えるのかについては、(少なくともcwNowUp管理人としては)判断しません。
自作と見なせるかは、作った方、見る方が、それぞれ自分の中の基準で考えるのが適当と思います。それがリソースや素材であるとき、使うかどうかは、自作と見なせるかとは少し問題が異なる気がしますが、そちらは使用を検討する方が個別のケース毎に考えれば良いのではないでしょうか。

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レスポンシブ化っぽい何か(仮)

ほんの気の迷いで、レスポンシブ化しました。

と言っても、きちんと調整したのは、最も見辛いであろうトップページだけです。未調整のページも表示の横幅が一定以下になると小さい画面サイズ用の表示が適用されますが、ほとんどは横幅480pxで閲覧可能なように作ってあるので、だいたいのところ大丈夫ではないかと思いたい思います。調整が終わったところから等倍表示の設定をかけていく予定です。

作業の範囲は、「時空の塔」及び「踊る金狼亭」内の静的コンテンツを考えています。ただ、レスポンシブWebデザインを意識して作り直すところまでやるのは、手間を考えると無理そうです。元々あったパソコン用サイトはそのまま、スタイルシートだけ(+場合によってはHTMLの方も少し)いじって、スマホなど指で操作する端末でもだいたいストレスなく使えるようにできればと思っています。これを、胸を張ってレスポンシブ化と言うのもアレで……レスポンシブ化っぽい何か、ぐらいでしょうか。終わっていないので、今のところ(仮)です。

現在パソコン用フリーゲームの記事がメインらしい構成で、レスポンシブ化して意味があるのかはさておき。

なお、この不定期日記は、パソコン・スマホ・ガラケー用にそれぞれテンプレートが存在し、適宜切り替えて表示しています。何かあるたびに膨大な数のファイルを微調整していく手間を考えたら、CMSを上手く使っていく方が楽ですかねぇ。
Firefoxはウェブ開発メニュー内に「レスポンシブデザインモード」というのがあって、作業を進めるにあたって、かなり助かっています。


(3/5追記)
CardWirth関連で作ったTwitterアプリ「cwNowUp」にも、レスポンシブ化っぽい何かを施しました。

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[CardWirth] プレイしたいシナリオ・作りたいシナリオ

何の話か? Twitterで行われていた、首藤さん(@cw_shuto)によるアンケートの件です。
お題は、今現在一番プレイしたいシナリオと一番作ってみたいシナリオ。詳細は、このツイートにぶら下がっているスレッドをご覧いただくとして……

選択肢は、以下の4つでした。

  1. 冒険者たちの関係性に焦点を当てた日常シナ系
  2. 冒険者たちに味付けを、店シナ系
  3. (俺より強い奴に会いに行く|奴より強い敵で迎え撃つ)、バトルシナ系
  4. 古代遺跡とかロマンあふれる迷宮探索シナ系

結果はプレイしたい、作ってみたいとも、探索シナリオ(50%前後)→日常シナリオ(30%弱)→バトルシナリオ(10%~)→店シナリオ(5%~)の順番で、需要と「作ってみたい」の傾向は一致しているようです。ただ、実際公開されるシナリオの傾向を見る限り、探索系のシナリオは少ないような気がします。

首藤さんもそこを疑問に思われたようで、続くアンケートで探索もののシナリオを作る上での問題点を探っておられます。こちらの結果は、トラップやイベントが思いつかないが1位で、どうやって作ればよいか分からないが2位に来ていました。確かに、ただ単にダンジョンっぽい空間が存在して奥に行ったらお宝 or 強敵に遭遇しましたというだけでは、シナリオとして成り立ちません。面白い迷宮探索ものを作るのは、難しそうです。

ちなみに、私がこのアンケートに答えるなら、やりたい・遊びたいが「迷宮探索シナ系」で、作る上でのネックは「手間暇かかるしめんどくさい」になります。

プレイしたいシナリオ。

前にどこかで書いた気もしますが、私がCWに求めることの第一は、「作者(GM)さんとの良い勝負」です。ステータスやキャラ設定等による縛り及びシナリオ内で与えられる各種条件のもとで、手持ちのカードを使って工夫したり、行動選択を考えたりしつつ、いかにより高いレベルでの目標達成を目指すか。その点をしっかり楽しめる、適度に頭を悩ませることができるシナリオが、「一番プレイしたいシナリオ」です。

一方で、冒険者(PC)の人間像や関係性を描く方向性については、できれば自分の脳内で好き勝手やりたいというのがあります。他人が描く以上、当然ながら、自分の想像ほど自由ではありません。加えて、どうも自分が考える冒険者像はCW界隈の一般的イメージから離れているらしく、PCの内面や人間関係に深く踏み込むシナリオほど、やり辛さを伴います(readmeのお陰で困ることはほぼありませんが)。

作りたいシナリオ。

プレイ時の好みは、自分が作りたいものにも反映されます。
作者側から見たプレイヤーさんとの良い勝負というのは、「相手を適度に悩ませた上でシナリオクリアさせること」になると思います。目標設定があり、そこまでの道のりに適度な障害がある作りとなると、やはり依頼をこなすものや探索もの、いわゆる冒険系のシナリオになってきます。ということで、PCの内面や人間関係の描写がなく、ある意味淡々と冒険できるシナリオが、自分の「一番作ってみたいシナリオ」です。

ただ、それだと、どんなPCがやって来るか、作り手側からは全く分かりません。お話的にはこの流れが望ましいけれど、こういうキャラならこうするだろう、別のキャラならこうかもしれない……と考えていくと、もう何でもありです。これが非常に面倒くさい。それで、如何にして「お話的にはこの流れが望ましい」方向に誘導しようかと考え始めるわけですが、そうすると作るのがつまらなくなっていきます。

CWシナリオは、「何でもあり」では作れません。プレイヤーに意識させずに上手く誘導ができることはシナリオ作者に必要な能力の一つだと思っているし、実際さりげない誘導ができているシナリオを見ると、素直に凄いと感じます。でも、自分がそれをやるとなると、何だかつまらない。

そう考えると、自分自身が作るうえでの一番のネックかもしれません。
首藤さんのアンケートに「自分」という項目があったら、迷わずそれを選んだでしょう。

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[CardWirth] 偽素材集+1:CW本体差し替え用(1/23)

昨日、差し替え用素材のリンクを更新して思い出しました。
ずっと前に作って、そのままになっていたものが──

貼紙用のあれです。
利用規約差し替え素材一括DLへ

■Bill.bmp
[PNG-32KB]

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[CardWirth] 名前からパーティー作成企画(その3) お披露目

……。その1から5年後ではありますが。
20周年記念の宿を晒した流れで、今なら行ける!

PCの絵を描くのに時間がかかりすぎてお披露目する機会を失った、Twitterのハッシュタグ企画 のパーティーです。名前を頂いた皆様、報告せずにすみませんでした。年単位で時間が経過していて、いまだLv5というのも、、、

[JPEG-128KB]

今のところゲームオーバーの憂き目にも遭わず、元気にやっています。
彼ら冒険者にとって、今日も命があることが一番かもしれません。

参考:Twitterモーメント「フォロワーさんが言った名前のオリキャラでCWパーティー作る 」

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翳の回廊(絵置き場)の一部を
TINAMIのスペースに置かせて頂いています。

pixivでも何かやっている……かも。

新着エントリー

cwNowUpのご利用条件の変更(7/14~7/18)について
2022/07/20 23:51
cwNowUp 0.816β
2022/07/12 20:40
cwNowUp 0.815β
2022/04/20 20:30
cwNowUp 0.814β
2022/01/29 00:00
cwNowUp 0.811β~0.813β
2022/01/26 23:40

新着コメント

Re:Re: CWBBS[26]-14
2015/06/23 from simoom
Re:Re: CWBBS[26]-14
2015/06/22 from ああ
Re:Re: CWBBS[26]-14
2015/06/22 from simoom
Re:Re: CWBBS[26]-14
2015/06/21 from 権限がありません
Re:Re: CWBBS[26]-14
2015/06/21 from あ

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