Windows 8→8.1アップデートからのリフレッシュ
昨日、Windows 8→8.1のアップデート(←ここではMicrosoftの表記に合わせますが、実際はアップグレード)でネットワークアダプタが認識されなくなり、初めてPCのリフレッシュを行いました。
数日前に作成したカスタム回復イメージを用いてリフレッシュ、OSは無事Windows 8に戻り、ネット環境も取り戻したのは良かったのですが──
途中、何もなくすんなり、とは行きませんでした。
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(11/5追記)
なお、カスタム回復イメージを用いたリフレッシュについては、@ITの記事が分かりやすいです。回復イメージの手動作成や選択など各種操作の方法についてはこちら、もっと詳しい情報や注意点はこちらで読めます。
では、元の文章に戻って……
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アップデートからリフレッシュまでの一連の操作に伴い、気付いた点をいくつか。
- Windows 8で作成したカスタム回復イメージは、Windows 8.1では使えなかった。そこに無い扱い。recimg /setcurrent ~ も効かない。
→一旦デフォルト状態にリフレッシュし、カスタムイメージを指定し直して再度リフレッシュする二段階回復。面倒。
- \Users\(ユーザー名)\AppData以下はカスタム回復イメージ作成時点の状態に戻らず、自分でインストールしたアプリケーションのデータは全て消えていた。
→ブラウザやメールソフト、その他各種アプリケーションのデータは、直前のバックアップから復活。
- リフレッシュ後、WindowsやOfficeをはじめとする様々なアプリケーションのライセンス認証や利用規約への同意をやり直す必要があった。
- ファイルタイプの関連付けが解除された。
全体としては、設定類が全て消えたものの、個人で保存した文書や画像などは保持されたし、インストールしたアプリケーションはカスタムイメージ作成時点の状態が復元されました。完全に初期化して復旧を試みるよりずっと簡単で楽なことは確かですが、ちゃんと計画してやらないと足元すくわれます。
まあ、今回のすったもんだは、私が間抜けだっただけとも。
ネットワークアダプタの説明にはWindows 8.1非対応と書かれていて、事前にしっかりチェックしていました。実際対応していないという意味か、ドライバ等をこれ以上触る予定がないという意味かで迷った末、後者である事に賭けてアップデートし、見事自ら罠にはまったという……
自業自得ですねー。
アップデートやリフレッシュは寝ている間などに実行したため時間的ロスはあまりないのですが、本来負わなくて良かった面倒を背負い込む羽目になり、何とも言えない疲労感を味わっています。
頻繁に表示されるようになったアップデートメッセージが鬱陶しくなってやらかしたわけですが、今から思えばKB2885699のアンインストールが正しい対処法だったかも。。。
【教訓】
- OSのアップグレードを検討する際、アップグレードアシスタントや互換性センター、製品の解説で確認できないことに希望的憶測を抱くと失敗する。
- OSのアップグレードで何か起きた場合の対策としては、直前に現状を反映させたリカバリディスクを作っておくのが多分ベスト。
- リフレッシュの際、\Users\(ユーザー名)\AppData以下はカスタムイメージ作成時の状態を復活できない(ことがある?)ため、直前にバックアップしておいた方が無事だと思う。
リフレッシュ後の C:\Windows.old フォルダから拾えるかもしれないが、自分でコピーを作っておいた方が確実。 - リフレッシュ実行前に、各種製品キーの所在を確認しておくが吉。
【追記】
冒頭でリンクしたMicrosoftサイトのリフレッシュの説明ページは、出荷時の状態に戻す想定で書かれているらしい事に要注意です。カスタムイメージによるリフレッシュを想定して読むと、意味不明な箇所があります。
- 特に、アプリに関する説明が謎。
恐らくは、「ストアアプリはリフレッシュ前にあったものが保持されるが、デスクトップアプリは自分でインストールしたものは消えて出荷時の状態に戻る」という意味。 - デスクトップに保存される削除されたアプリケーション一覧は、要するに、リフレッシュ時点で存在し、回復イメージには無いデスクトップアプリのはず?
(……のはずと思うが、バージョンが「使用後」より新しかったり、記憶と違うものが載っていて何とも。)
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最後に、近況など。
不在のお知らせを出してから約1か月半経ちました。秋頃にはまあ片付いているだろうと思っていたあれこれは、まだ片付いてません。もうしばらくは不在が続きます。
ただ、此方でやり残している事にいつ着手できるか分からない状態のまま、ずるずる時が過ぎるのも良くないと考えています。全て凍結するのではなく、重要なもの(テンプレート計画など)のみ出来る時に少しずつ進めていきます。