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[CardWirth] WirthBuilder v.1.1.30 再配布について

WirthBuilder v.1.1.30は、2013年7月15日に公開されました。
CW1.50以下向けシナリオ(シナリオバージョン4)を作成できるWirthBuilderの中で、CardWirthEditor式にコンテントツリーが右下方向に展開される最後のバージョンです。

コンテントツリーの表示は、WirthBuilder v.1.1.31で縦方向に伸びていく形式に変更され、v.1.1.36で縦型と従来型の切替機能が付きました。しかし、v.1.1.36~1.1.38(=バージョン4対応の最後のバージョン、CW1.50同梱)では残念ながら表示形式の設定が保存されないので、常に従来型で使おうとすると、エリアやパッケージなどを新たに開くたびに従来型への切り替えを行う必要があります。


昨日、CW1.50フルパック同梱のWirthBuilderがv.1.1.24からv.1.1.38に変わった際、従来型メインで使うには使い辛いという話がTLに流れていました。愛護協会の方宛てのメッセージでしたので、今後何かの対策が行われるかもしれませんが、少なくとも今日、明日というわけにはいかないでしょう。
幸い手元に従来型表示がデフォルトのバージョンが残っていましたので、ひっそり再配布させて頂こうかと思います。これも、愛護協会で対応がなされたら終了します。

以下のリンク先からダウンロードできます。
builder_1.1.30(再配布).zip

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[CardWirth] WirthBuilder v.1.1.38 再配布について(終了しました)

WirthBuilder v.1.1.38は、CW1.50以下向けシナリオを作成できるWirthBuilderの、最後のバージョンです(※)。

2013年9月11日に公開されましたが、公式ファンサイトで配布されているCW1.50フルパックにはCW1.50がリリースされた2013年4月14日時点の最新バージョン(v.1.1.24)が同梱されているため、その後の改良や不具合の修正、新たに実装された参照検索などの恩恵を受けることができません。

去年の今頃、開発サイトからダウンロードできなくなっていることに気づいて、公開当時に入手していないと使えないのは非常にもったいないと、ずっと思ってきました。
添付テキストに「再配布は自由です」との一文があるので、思いきって再配布させて頂きます。

以下のリンク先からダウンロードできます。
→builder_1.1.38(再配布).zip (5/23 再配布終了によりリンク削除)


(※)実際には、シナリオデータの保存形式が変更されたv.1.2.0より前に、Next用の機能がテスト的に実装されたv.1.1.39~1.1.43が存在します。
しかし、これらはのバージョンについては

  • CW1.50が対応していない要素を含むバージョンを再配布すると、混乱の元になることが予想される。
  • v.1.1.39~1.1.43はv.1.2.0以降と互換性が無く、作成したシナリオをCWNextで遊べない(場合がある?)。

という事情があるため、その直前のv.1.1.38を再配布させて頂くことにしました。


(追記)
個人で再配布しても大して広まるとは思えないので、愛護協会の方にCW1.50フルパックの中身の差し替え検討をお願い中です。もし差し替えが実現したら、再配布の方は削除します。


(5/23追記)
フルパックの内容が差し替えられたとの告知が出ましたので、予定通り再配布は終了します。
6日間で延べ116人の方に再配布をご利用いただきました。
今後は、公式ファンサイトによるフルパックまたはv.1.1.38単体配布をご利用ください。

Twitter上でv.1.1.38ではコンテントツリーの表示が新しくなっていて旧表示に切り替えても状態が保存されないのが使い辛いという呟きを見かけましたので、明日辺りから、新たにv.1.1.30の再配布を予定しています。v.1.1.30は、コンテントツリーの旧表示がデフォルトだった最後の版で、このバージョンで参照検索が実装されています。準備が整い次第、改めてお知らせします。

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[CardWirth] アクションカードの中身(CW1.50のバグによる調査)

昨日、CW1.50で、バトルの開始イベント内でシナリオクリアコンテントによって宿に帰還させられると、PCのアイテム欄に戦闘で配布されたアクションカード(攻撃や防御など)が残り、次回から宿データをロードできなくなってしまう不具合が発見されました。
(シナリオクリアの時点で戦闘が中断されるが、戦闘終了処理が行われない?)

詳しい症状など踊る金狼亭の方でまとめましたので、不具合の中身や対策についてはそちらでご覧頂くとして、この記事ではその不具合を利用してアクションカードの中身を調べた結果を公開します。公式サイトの情報と重複する部分もありますが、公式サイトに載っていないことや表に現れないことも加えて書いていきます。【ネタバレ注意?】

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(追記)
踊る金狼亭・メモ箱に内容をコピー済みです。→「アクションカードの中身」
今後変化があった時は、メモ箱の方を更新します。
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※※※
以下は、不具合を利用して宿に持ち帰ったアクションカードの内容を、バイナリエディタで確認したものです。
あくまでCW1.50の仕様で、CW1.20~1.30でも同じかどうかは分かりません。無属性や必中が使われている部分やキーコードは少なくともCW1.20では違うんじゃないかと思うし、表に見えないところは全く不明です。その点にご注意ください。


●攻撃
戦闘行動カード(攻撃)。敵一体に対して武器による攻撃を行う。最も配布率の高い戦闘の基本となるカードである。この行動には筋力と勇猛さが要求される。実体を持たない目標には効果を発揮しない。
・要素:筋力+勇猛/発声:不要
・対象:敵方単体/物理+回避/成功補正:±0
・効果:[全]レベル比2ダメージ
・能力値修正:なし
・キーコード:一撃

● 会心の一撃
戦闘行動カード(攻撃)。敵一体に急所を突く致命的な一撃を見舞う。命中率、ダメージともに高く、高レベルの敵に対して有効である。その使用には器用さと勇猛さが必要とされる。実体のない目標には効果を発揮しない。
・要素:器用+勇猛/発声:不要
・対象:敵方単体/物理+回避/成功補正:+2
・効果:[全]レベル比3ダメージ
・能力値修正:なし
・キーコード:攻撃

●渾身の一撃
戦闘行動カード(攻撃)。全身全霊をこめた一撃を敵一体にぶつける。目標に与える被害は極めて大きいが、命中率が悪いという欠点を持つ。武器による攻撃のため、実体を持たない目標には効果がない。その使用には筋力と闘争心が必要とされる。
・要素:筋力+好戦/発声:不要
・対象:敵方単体/物理+回避/成功補正:-2
・効果:[全]レベル比4ダメージ
・能力値修正:なし
・キーコード:攻撃

●フェイント
戦闘行動カード(攻撃)。敵一体に対し、隙を生み出す偽装攻撃を仕掛ける。実質的な被害を与える事はないが、目標は動揺し行動の自由を奪われる。使用には器用さと狡猾さが要求される。正常な精神を持つ目標にしか効果がない。
・要素:器用+狡猾/発声:不要
・対象:敵方単体/物理+回避/成功補正:+2
・効果:[精]混乱配布
・能力値修正:なし
・キーコード:攻撃、撹乱

●防御
戦闘行動カード(防御)。敵の攻撃に対し守りを固める。このカードを選択したラウンドは、防御力と魔法に対する抵抗力が向上する。
・要素:精神+慎重/発声:不要
・対象:対象無し/物理+回避/成功補正:±0
・効果:なし
・能力値修正:抵抗+5、防御+5
・キーコード:守備

●見切り
戦闘行動カード(防御)。敵の攻撃を見切り、紙一重で回避する。このカードを選択しているラウンドは、武器による攻撃に対する回避率が向上する。
・要素:敏捷+慎重/発声:不要
・対象:対象無し/物理+回避/成功補正:±0
・効果:なし
・能力値修正:回避+5
・キーコード:防御

●混乱
戦闘行動カード(特殊)。魔法やフェイントを受けて動揺した者に配布されるペナルティカード。このカードの選択したラウンドは回避、抵抗にペナルティが与えられる。
・要素:知力+正直/発声:不要
・対象:対象無し/物理+回避/成功補正:±0
・効果:なし
・能力値修正:回避-10、抵抗-10
・キーコード:ペナルティ

●カード交換
戦闘行動カード(特殊)。アイテムカードを除く全てのカードを捨てて、新しいカードに交換する。
・要素:知力+慎重/発声:不要
・対象:使用者/無属性+必中/成功補正:+5(絶対成功)
・効果:[全]アクションカードを消去
・能力値修正:なし
・キーコード:手札の交換


【備考】

(1)エディタで作成した効果系カードに存在する設定項目のうち、先頭からホールド状況までの各種共通部分のデータを持つ。

(2)PCの手札欄で見ると、戦闘時に使われているのと同じ柄の画像付きで表示されるが、宿データの方には画像は書き込まれていない。

  • バグでアイテム欄に入った技能カードも、見た目と異なりデータ上では画像が消失している。


(3)editor128.chmに記載されているアクションカードのキーコードのうち、カード名と同じものは設定が省略されている。この辺は少なくともCW1.20では違っているかも。

(4)恐らく宿データの仕様によって異なっている部分は、以下の2つ。

  1. カード番号部分が+5万。エディタ作成のカードでは+4万になっている。
  2. 効果の謎部分が異なる。効果系カード等では08 04 00 00 00だが、アクションカードは08 05 00 00 00。(1+4構造?)

(※セーブデータ内の効果系カードは、シナリオ上のデータとは微妙に異なっている。)

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Windows 8→8.1

去年10月、回避方法不明のアップデート通知(←後日、方法が分かりました)に翻弄されてから、約半年が経ちました。環境も整ったので、この週末を利用してWindows 8からWindows 8.1にアップデートしましたが、あれ以降今まで、アップデート通知の類が出ることは一度もありませんでした。当時行った通知を表示しないための対策は、効いていたようです。

対策を解除しながら、ストアの変化を見ました。
↓解除前はこんな感じ(左がタイル、右はタイルをクリックしたところ)。
[PNG-3KB][PNG-5KB]

↓HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\WindowsStore キー下の DWORD値「DisableOSUpgrade」を1から0に変更すると、こうなりました。
[PNG-6KB][PNG-6KB]

これで、ストアからアップデート操作が可能になったようです。
その他、

  • KB2871389をインストール
  • (念のため、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\UpgradeNotification キー下のDWORD値「UpgradeAvailable」を0→1)

アップデート通知対策の解除は、以上です。

【アップデートする前に見る場所】

上記2つは、いずれもMicrosoftのサイト内です。
アプリや周辺機器が8.1でも使えるかは、アップグレード アシスタントWindows 互換性センター、製造・販売元サイトなどで確認できます。

【アップデートの実行】

ストアの「Windows Upgrade」から、「ダウンロード」で実行しました。
ここで気をつけるべきは、ダウンロードの説明書きです。少し戻ってストアのスクリーンショットを見て頂ければと思いますが、「次のステップに進む際にはお知らせします」と書いてあります。
これは、以下の通知のことです。
[PNG-7KB]
決して「自分で操作しない限り次には進まない」という意味ではありません。
この再起動の通知が出て「今すぐ」を選ぶか、通知を閉じて自動または手動で再起動するまでは普通にPCを使えますが、アップデートを開始する前に他の作業は全て終わらせておくのがベターです。
ちなみに残り時間が4分54秒になっているのは私が通知が出てすぐ気付かなかったからで(回線速度から考えてDLに最低数時間はかかりそうだったし、深夜のため寝ていた……)、実際は15分程度の猶予が与えられるようです。

※※※
アップデート後の諸々の更新なども合わせて、作業開始から終了まで、だいたい2日程度かかりました(睡眠や食事、何かのDL待ちなどPCの前に居ない時間も含む)。それなりに時間的余裕がある時に実行した方が、心の余裕につながると思います。

しかし、ようやく8.1を使い始めましたが、もう話題はWindows 10に移ってますねー。
そう遠くないうちに、今度は10に翻弄されるかも。やれやれ。

↓8.1になっての変化

  • 起動後、デスクトップから開始するようになった。
    (コントロールパネル>タスク バーとナビゲーション>ナビゲーション からスタート画面開始にも変更できる。)
  • タスクバーにスタート画面への切り替えボタンが出現。クリック1つでスタート画面を表示できるほか、右クリックでも様々なメニューが出る。
    (どうせなら、従来型のスタートメニューが復活してくれれば……秀丸スタートメニューがあるのでいいんですが。)
  • デスクトップの「コンピュータ」が「PC」になった。
  • ログオン画面にタッチキーボードが表示されるようになった。
  • ストアアプリで、画面上端にマウスカーソルを近づけるとタイトルバーのようなものが表示されるようになった。
  • ネットワーク一覧でネットワーク名にカーソルを合わせた時、暗号化方式がポップアップ表示されなくなった。
    (接続後なら、PC設定>ネットワーク>接続 で接続済みのネットワークをクリックして詳細を確認できる。)
  • Bluetoothのペアリングが解除された。
  • PC設定内から、スタート画面の背景や色調の設定が消えた。
    (スタート画面でチャームバーを表示し、設定>パーソナル設定 で変更可能。)
  • その他細かいこと色々。
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[CardWirth] 書きかけの「初めてカードワース 作成編」を圧縮して……

タイトルにある「初めてカードワース 作成編」は、「初めてカードワース」の姉妹編として計画したものです。2013年11月29日頃から作り始めましたが、1年ちょっと経った今も完成していません。
始まりは、この辺この辺。初めてシナリオを作る方を対象に、全く知識ゼロの状態からシナリオ完成までのフォローを目指しています(いました?)。度々作業中断しながら内容を少しずつ追加・修正し、最近では1月の札楽亭公開後からまた書き始めていましたが、既にまともな形に完成できる気がしなくなっています。

作成編を書いてつくづく感じたのは、シナリオ作成に決まった正解は無いということです。作りたい内容によって必要な事も違うでしょう。書きかけの大部分を占める私はこうだった的な話が、どの程度役に立つか分かりません。
汎用性がありそうなのは、昔からあるアドバイスの類や失敗しやすい事の羅列ぐらいでした。しかしそれらについては、既に他のサイトに分かり易い解説があります。
何より、自分は脳内の完成予定図目指して試行錯誤すること自体が面白かったわけで、事細かな手順書みたいなものを作っても、かえって邪魔になりそうです。

これはもう、ごみ箱行きか。いや、結構な時間を注ぎ込んだし勿体ない。
そんな事で迷っていたら、近頃、公式ファンサイトの掲示板がシナリオ作成話で盛り上がっている様子。今も、初めて作る方がいらっしゃるんですね。って、当然ですか。

該当スレッドの返信数が増えていくのを眺めるうち、勿体ない方に傾きました。
随所に書きかけ箇所が残る原稿を全部を見られる形にするのは無理としても、主要部分だけ、くどくど長い文章を手直しして公開してみようか──

ということで、下記2つを公開します。

前者は自分が作り始めの頃何をやったかを元に、同じく作り始めた誰かに勧めるなら、という内容のもの。
後者は割と初期に覚えた事のまとめで、前者の補足用です。
あちこち削ってずいぶん分量が減りましたが、初めての方に読んで頂くことを考えれば、これぐらいの短さでちょうど良いのかもしれません。むしろ、まだ長すぎる気が……

※※※
作成編は、もうこれで良いことにします。完成は(一応)諦めました。
と言っておいて、何かのきっかけで無駄にやる気を起こしたりするので油断ならんのですよねー……。

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[CardWirth] CW用「エンジン識別サンプル」 1.05 不具合修正

CardWirthPy v.0.12.2(Reboot) 正式版の識別に対応しました。

これまでPyの識別に使っていたCW1.50との仕様の違いが0.12.2正式版で無くなったため、当サンプルの過去バージョンでは正確な識別ができなくなっています。お手数ですが、本日公開の最新版(v.1.05)を新たにダウンロードして頂きますようお願い申し上げます。

Py0.12.2正式版でCW1.50に合わせられた点については、1つ前の準備メモに書いています。
興味がある方は、そちらも併せてご覧ください。


[現時点で識別可能なエンジン]
正規版
・CW1.20/1.28/1.29/1.30/1.50
私家版
・CardWirthNext1.60
・CardWirthPy(Reboot)0.12.1/0.12.2


エンジン識別サンプル→ver.1.05
・CardWirthPy0.12.2正式版の識別に対応
DLはこちら

※※※
その他、修正過程で新たに分かった事などを、メモ箱の関連記事に反映させました。
私家版エンジンの識別方法 / CW1.50の対象消去バグについて

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[CardWirth] CW用「エンジン識別サンプル」更新のためのメモ

CardWirthPy バージョン0.12.2の正式版が公開されていたので、拙作「エンジン識別サンプル」が正しく動くかどうか確認しました。サンプルは各エンジン各バージョンの正式版が識別できる事を目指していますので、これで問題なければそのまま公開を続けられます。

しかし、識別の結果は「CW1.50」でした。
同行NPCの称号が、クーポン分岐で検出できなくなったようです。これは困った──

と思ったら、ChangeLog.txtに「称号判定分岐でCardWirthPyのバージョンを判別できるようにした」の一文が。課題一覧にそんな話が出ていましたが、正式版で実装されていました。CW1.29の「@MP3」と同じく、エンジンバージョンを示す@称号を実際の所持状況と関係なく検出できるとのことです。

ということは:

  • Py0.12.1は、これまで通りクーポン分岐による同行NPCの称号検出で見分ける。
  • Py0.12.2以降は、称号「@CardWirthPy Version.0.12.2」が検出できるかどうかで見分ける。仮想クーポンが実装されたバージョンを指定しておけば、その後全てのPyをPyと識別可能。
    バージョンについては、各バージョン毎に設定される「@CardWirthPy Version~ Only」で見分ける。

とすればPy0.12.2正式版対応は完了、のはずです。
これから修正に取りかかります。

※※※
CW1.50と識別されるようになった原因は何なのか、ChangeLog.txtで探しましたが、影響していそうな項目は見当たりませんでした。

クーポン分岐に関連する変更には「クーポン選択分岐やカード所持分岐で対象がいなかった場合の挙動をCardWirthに合わせた」がありますが、直前の0.12.2 RC3までは同行NPCの所持称号で選択して、効果コンテントによる各種状態の変更や称号やカードの付与ができていましたので、「対象がいなかった場合」にはあたりません。

他に可能性があるかもしれないのは「フィールド全体で対象を選択した時、選択中のメンバが優先選択される」ですが、これは前段階で別の手段によって同行NPCが選択できている前提の話になり、クーポン分岐から開始する実験で必ず指定称号を持っているNPCが選択されるのとは、違う現象のようです。

ともかく、0.12.2 RC3→0.12.2正式版の更新で、同行NPCが持っている称号をターゲットにクーポン分岐を行っても、必ず失敗するようになりました。そこは間違いありません。

※※※
CWPy0.12.2正式版における変更点の1つに、「CardWirth 1.50では同行キャストに対象消去の効果が無いため、それに合わせた」がありました。これは、Nextの見分けに使っている、対象消去後のNPCをランダム選択で選択可能なバグと関連する部分です。
どのように修正されたのか、実際を見てみたところ、以下のような結果になりました。

CW1.50では対象消去した同行NPCを(が):
・キャンプで閲覧できる→Py0.12.2も同じ
・キャスト存在分岐で検出できる→Py0.12.2も同じ
・ランダム選択で選択できる→Py0.12.2も同じ
・戦闘では動かない→Py0.12.2では戦闘中も動いている

CW1.50で戦闘中の行動が封じられているところ以外は、同じ動きになっていました。
対象消去後のNPCの動きついてメモ箱に書いた部分も、サンプルと同時に修正予定です。


【!】同行NPCを消したければ「キャスト離脱」で!
サンプルとは関係ありませんが、大事なことなので書いておきます。

対象消去後のNPCの扱いについては、現在存在するエンジンの最新版全て(CW1.50、CWNext1.60、CWPy0.12.2)に明らかにバグと思われる動きが存在します。
また、対象消去後の挙動が、CW1.50と各私家版で異なっています。
(→詳細

ストーリー的に対象消去が正しい(例:パーティーに取り憑いた幽霊が聖なる力で祓われるなど)場合でも、キャスト離脱で離脱させた方が無難です。

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TweetDeckが便利すぎたので使い方紹介など(最終更新2019-07-19)

探せばもっと分かり易い解説があるとは思いますが、あまりに便利だったので布教がてら。
これまで使っていたTwitterクライアントに全く不満が無かったのにTweetDeckを使う気になったのは、1週間ほど前、TweetDeckでパスワード共有なしでTwitterアカウントをグループ利用できると聞いて好奇心が疼いたからです。ちょっと試すだけのつもりが、今や乗り換えを検討中です。

TweetDeck
https://tweetdeck.twitter.com/

Web版、Windows版、Mac版、Chrome用アプリの4形態があります。
Web版以外の入手は、こちらから。
Web版、Mac版、Chrome用アプリの3形態があります。
(※2015/04/09現在、Web版以外へのリンクが消滅している模様。Mac版はApp Storeで、Chrome用アプリはChromeウェブストアで入手可能。入手場所不明なWindows版も、今のところ利用はできています。Windows版は2016/03/17にサポート終了のお知らせが出ています。)

  • いずれもTwitterアカウントでログインして使用。
  • 複数のアカウントをこれ1つで管理、1つの画面内でTLを並べて閲覧可能。
  • キーボードショートカットで楽々操作。
  • パスワード共有なしでアカウントをグループ利用可能(New)
  • Twitterの設定変更を除き、公式でできる事は一通りできる感じ。

<目次>


【0】TweetDeckを始める

複数のアカウントを使う場合は、ログインにはメインのアカウントを使うのがお勧めです。
後から追加したアカウントは好きな時にTweetDeckから登録削除できますが、ログインアカウントの登録は消せません。設定も、ログインアカウント単位で保存されます。

初回ログイン時には、Welcome画面が出ます。
「Get started」をクリックして始めてください。

さて、↓こちらWeb版でログインしたところです。
[PNG-17KB]
各種メニューは、左端の黒い帯上にまとまっています。
一番上2つは見た目の通り、青丸→New Tweet、虫眼鏡→Search。
その下はカラム切替ボタンで、上の方からカラム1、2、3、……に対応します。
区切り線より下の4つは、各種設定です。


【1】複数のアカウントを管理する(アカウント追加)

  1. メインアカウントで左端のメニューの下から2番目、人が並んでいる形(Accounts)をクリックし、下の方にある「Link another account you own」を選択します。
  2. 別のウィンドウ(貢献したいチームのログイン情報を~)が開きます。
    サブアカウントのIDとパスワードを入力して送信します。

自分のサブアカウントを使えるようにする場合は、これだけです。
そうではなく、例えばサークルで運用するアカウントの投稿権をメンバーみんなに渡して、全員で管理できるようにするような場合は、1つのアカウントをグループで使う(チーム)をご覧ください。

<以前とは違う、と思った方へ>
複数アカウントの管理は、だいぶ前にその実体がアプリ連携からチーム機能に移行しましたが、他方でAccountメニュー周りが徐々に整理・変更されています。その過程で一旦はメイン側からサブを追加するルートが消え、他人とアカウントを共用する場合との差がなくなっていましたが、現在は元に戻っています。

  • 以前は、「Add another Twitter account」で追加アカウントを選択→アプリ連携、その後は「Join another team」で追加アカウントを選択→選択アカウントのチームに参加と手順の違いはあるものの、いずれもメインアカウント側から追加操作を行っていた。
  • しかし、2017年9月頃、メイン側からサブを追加するルートが廃止。この変更で複数アカウントの管理ができなくなったわけではなく、サブアカウントの方でメインアカウントをチームに追加し、投稿権を渡すことにより、見た目上それ以前のアカウント追加と同じことができた。
    (※チーム機能が備わった時からこの方法は可能だったが、メインアカウントからサブの追加ができたため、恐らく自アカウントの管理のためには使われていなかったと思う。)
  • その後、メインアカウントからサブアカウントを追加できるルートが復活。
    メニューの表記などが変化しているが、結局「Add another Twitter account」の頃とほぼ同じやり方に戻っている。


※※※
アプリ連携時代の初回アカウント追加時にあったリスクに関する説明と対処法は、無さなくても良かったんじゃないかと思います。読まずに「I understand」をクリックする人もいただろうとは思いますが、ちょっと立ち止まる意味で。以下、その注意書き。(※だいたい。現状に合わせて微修正あり。)

各アカウントに異なるパスワードを設定していても、投稿権を渡して1つのアカウントから使えるようにすれば、1つのパスワードで何でもできてしまいます。
もしもメインアカウントのパスワードが漏えいしている可能性があったり、他のサービスと同じものを使っているなら、サブアカウントの投稿権を貰う前にパスワードを変更しておきましょう。


なお、アプリ連携を行わなくなったため、連携アプリ一覧には表示されません。
過去に連携した記録が残っている場合は、解除しても影響はありません。


【2】カラムの追加・削除

初期状態の画面には、最初にログインしたアカウントのHome、Notifications、Messages、Activityの4つが表示されていますが、これらは好みに応じて追加・削除できます。

  1. 左側メニューの一番上、「+」の形(Add column)をクリックすると、次のような画面が出てきます。
    [PNG-6KB]
  2. 上の画面の中から好きなものを選んで追加します。
    ほとんどはTwitterのWeb版と同じアイコン・同じ表記になっているので、迷う事はないと思います。
  3. カラムを削除する時は、各カラム右上隅の設定アイコンをクリックしてカラムの設定メニューを表示し、「Remove」をクリックします。
    [PNG-4KB]
    一度削除しても、いつでも好きな時に再度追加できます。


●Twitter公式で見かけないもの

  • Mentions (all acounts):自分宛てメンションを、後で追加したアカウントの分まで含めてまとめ表示
  • Messages (all acounts):DMを、後で追加したアカウントの分まで含めてまとめ表示
  • Trending:現在のトレンドの中から指定した1つに関するものをピックアップを表示
  • Collection:選択したツイートをまとめ保存できる個人用まとめのような機能
  • Scheduled:日時指定ツイートの一覧
  • Activitiy:フォロー中のアカウントの動き。Likeをつけたツイートや新たにフォローしたアカウントの情報が流れてきます。
  • User:公式の「プロフィール」と同じ。指定したユーザーのツイートのみ表示。

【3】カラムごとの絞り込み設定

カラムを自由に追加・削除できるだけじゃありません。
各カラム右上隅の設定アイコンから、そのカラムに表示するツイートを絞り込むことができます。

(1)Content

  • Showing:画像付きだけ、リンク付きだけなどの絞り込み
  • Matching:指定した語を含む
  • Excluding:指定した語を含まない
  • From/To:期間(Searchのみ)、それぞれ年月日を指定 [From]~[To]の間を検索
  • Written in:言語の指定(Searchのみ)
  • Retweets:リツイートを含める/含めない

(2)Users:投稿ユーザーによる絞り込み
By欄にツイートの投稿元を指定。
さらにmentioning欄を指定することで、特定アカウント宛てのメンションのみを表示することもできる。

(3)Preferences:その他の選択

  • NOTIFICATIONS:新しく何か追加された時の通知。音とポップアップが選べる。
  • MEDIA PREVIEW SIZE:画像プレビューのサイズ選択。Offにすることもできる。【DM以外】

(4)Location:位置情報による絞り込み【Searchのみ】
2つある記入欄の上の方に地名、下のRadius欄に半径を入れると、〇〇から半径何km以内の絞り込みができる。
解除したい時は、マップの右上の「×」をクリックする。

(5)Engagement:何リツイート以上、何ふぁぼLike以上などで絞り込み【Searchのみ】

(6)Notification types:お知らせの種類(@、RT、FAVLike、…)で絞り込み【Notificationsのみ】


【4】Settingsでできること

画面左下の歯車(Settings)→Settingsからは、TweetDeck全体の設定ができます。
色調、カラム幅、文字サイズの設定など好みで変えておくと良いと思いますが、何といっても役に立つのが「Mute」の項目です。
「Mute」では、特定のキーワード(Text content Words or phrases)、ユーザー名(User)、クライアント名(Source Tweet Source)で条件を設定し、ツイートを非表示にすることができます。

  • ユーザー名の指定はTwitter本体のミュート機能に統合され、条件からUserの項目が消えました。
    他のユーザーのツイートやプロフィールから「Mute @~」を選ぶと、TweetDeckのMute一覧ではなく、Twitter本体のミュート一覧に追加されます。
  • キーワード指定は、Twitter本体の「ミュートするキーワード」設定とは別のものです。
    TweetDeckでText Content指定のミュートを行っても本体の設定には反映されず、逆に本体の方でミュートキーワードを追加してもTweetDeck側のMute設定に反映されることはありません。


同じ歯車から表示できる他の項目は、操作などの説明です。見ておくと役に立ちます。

  • 「Release notes」…更新内容を表示。
  • 「Keyboard shortcuts」…カラムの切り替えなどキーボード操作で簡単に行うことができます。
  • 「Search tips」…キーワードで探すだけじゃない! 便利な検索のしかたなど。

【5】1つのアカウントをグループで使う(チーム)

(→公式ヘルプ:「TweetDeckのチーム機能を使用する方法」
1つのアカウントを複数人で使う場合、その複数人のグループを「Team」と呼ぶようです。Twitter公式の日本語版でも、そのまま「チーム」となっていました。
以下、分かり易いように

  • チームで使うTwitterアカウントの所有者を「A」さん
  • チームメンバーに追加される側を「B」さん

として話を進めます。

まず最初に、チームで使用するアカウントをTweetDeckで使えるようにします。Twitterアカウントのパスワードが必要ですので、これは必ずAさんが行う必要があります。
また、チームに追加される側のBさんも、TweetDeckを使える状態にしておきます。

以下はチームにメンバーを追加する手順です。
まず、チームの管理者Aさんが、以下の作業を行います。

  1. 左端のメニューの下から2番目、人が並んでいる形(Accounts)をクリックしてアカウントメニューを表示し、チームで利用するアカウントを選択。
  2. ログイン中アカウントの「Team @ユーザー名」の下にある「Manage Team」ボタンをクリック。
  3. 「Add a team member」フォームに追加したい人(ここではBさん)の名前か@ユーザー名を入力します(一部入力すると候補が出ます)。
  4. 目的のアカウントを選択して「Authorize」ボタンを押し、チーム追加の申請を送信します。

ここで「That user has privacy settings enabled preventing them from being added to this team.」と出たら、相手のプライバシー設定によりチームに追加できない状態です。事前に承諾が取れているなら、連絡して「チームでの使用」項目の設定を変えるなどしてもらってください。

エラーメッセージが出なかった場合は、Bさんにチーム追加を知らせるメールが送られ、Bさん側の「Accounts」メニューに招待通知が出るようになります
この時点では、追加はまだ完了していません。
Aさん側では、Bさんは「Pending requests」(保留中)一覧に表示されます。
Aさん、Bさん双方にメール通知も届きます。Aさんへのメールは無くなりました。)

以下は、メンバーとなるBさんが行う作業です。

  1. Accountメニューで自分のアカウントを表示し、招待通知(Team invitations)を確認します。
  2. 招待元を確認し、問題なければ「Accept」、断る時は「Decline」をクリックします。

BさんがAcceptすれば、Bさんのチーム加入は完了です。
Bさんの「Accounts」メニューの「Teams you can contribute to」にAさんのアカウントが追加され、自分のアカウントと同じように使うことができます。

<メンバーの権限>
チームに追加される側は、初期状態では投稿のみができる「Contributor」として追加されます。
最初の管理者はAさんだけですが、チームメンバーリストの役割の設定(Change role)から他の人をチームの管理もできる「Admin」に設定して、複数人でチームを管理することもできます。
……と言うと、チームの乗っ取りを心配する人も居ると思いますが、管理操作の対象となるチームメンバーリストには初期Admin(=アカウント所有者)は表示されません。アカウントの所有者から管理権を剥奪したり、チームから追放したりは不可能です。

<チームの見方>
ログイン中アカウントが@aaaだとして、

1.Accountメニュー上部「Team @aaa」の「Manage Team」ボタンをクリックして見える「Team members」が、@aaaのチームメンバー。

  • 例えば@bbb, @cccの2つが表示されている場合、@bbbや@cccは、TweetDeckを使って@aaaとして投稿ができる。
    (こちらの一覧からアカウントを削除すると、ログイン中アカウントを使える人が減る。複数人で投稿するアカウントでメンバーの管理をする時はこちら。)

2.「Teams you can contribute to」「Accounts yor can act as」以下に並んでいるのが、@aaaが加入しているチーム。

  • 例えば@ddd, @eeeの2つが表示されている場合、@aaaでTweetDeckにログインしている時、@dddや@eeeとしても投稿できる。
    (こちらの一覧からアカウントを削除すると、ログイン中アカウントで使えるアカウントが減る。使わなくなったサブアカウントの整理やチーム脱退はこちら。)


<チームメンバーの削除>
ログイン中アカウントの「Manage Team」→「Change role」から行えます。「Remove from team」をクリックし、「Remove」で確定します。

  • 「Remove from team」は相手が保留中の状態でも実行でき、チームへの招待を取り消すことができます。
    (取り消しのメールは無いので、相手側からは、チーム追加メールだけが届いて実際は何も起こらないように見えます。可能なら連絡をして、誤りをお詫びした方が良いかも。)


<加入しているチームを抜けたい時>
Accountsメニューの「Teams you can contribute to」「Accounts yor can act as」から抜けたいチームを選び、「Leave Team」→「Leave」で抜けられます。

メモ:
チームへの招待を受け取りたくない時は、Twitter Web版の「設定>セキュリティとプライバシー>チームでの使用」に行き、設定を適当に変更しておきます。デフォルトは「私をチームに追加することをすべてのユーザーに許可する」です。

 

<小ネタ:チームと複数アカウント管理>

興味がなければ、この囲み内は飛ばして次へどうぞ。
TweetDeckの複数アカウント管理は、チームの機能を利用しています。
例えば
  • TweetDeckのログインに使うアカウントを「@aaa」
  • @aaaから投稿を行いたいアカウントを「@bbb」
とした場合、@bbb のチームメンバーに @aaa が追加される形になります。@aaaの権限は、最初から「Admin」に設定されます。「Accounts」からのアカウント追加では、招待メールは発送されません。
アカウントの追加時には「貢献したいチーム~」の画面が表示され、追加したアカウントは「Teams you can contribute to:」以下に一覧表示されます。アカウントの削除も「Leave this team」です。
現在は他人とアカウントを共有する場合と差は無いため、チーム加入時の@aaaは「Contributor」です。必要があればroleを「Admin」に変更してください。チームに他人を入れないなら、「Contributor」のままで十分だと思います。

@bbb側で、「Accounts」メニュー内の「Team ~」「Manage Team」→「Team members」で @aaa がメンバーになっているのを確認できます。ここで@aaaをメンバーから外すと、@aaaの側で「You can no longer access the @bbb account.」のメッセージと共に、パスワードの入力などの選択肢が出現します。@aaaから@bbbとして投稿することはできなくなります。間違って消してしまった場合は、改めてパスワードを送信してメンバー追加を行ってください。

【6】その他の便利な機能

(1)Schedule Tweet(日時指定ツイート)
ツイート欄の下にある時計マークのボタン(Schedule Tweet)を押し、日付・時刻の設定を行うと、指定した日時にツイートすることができます。

  • Schedule Tweetは「Scheduled」のカラムで全アカウント分の予約状況を確認でき、ツイート前ならいつでも編集や取り消しができます。
  • 指定時刻にTweetDeckを起動中でなくてもツイートは投稿されます。


(2)Collections
カラムの追加のところにも少し書いた、選択したツイートをまとめ保存できる個人用まとめのような機能です。

  • アカウント情報から「Collections」を選択
  • カラムの追加で「Collections」を選択

のどちらかで、既存一覧と新規作成ボタン(Create collection)が出ます。新しくコレクションを作る場合は、「Create collection」をクリックします。
コレクションへのツイートの追加は、以下のいずれかの方法で行えます。

  1. 保存先のコレクションをカラムとして表示しておき、各ツイート右下隅の十字矢印の上にカーソルを合わせてドラッグ&ドロップ→移動先に表示される「Add here」の位置に追加
  2. 各ツイートのメニュー(…)から「Add to collection...」を選択→一番上に追加
  3. Collectionカラム下部の「Enter Tweet URL」欄から、追加するツイートのURLを送信→一番上に追加

表示順は新たに追加したものが常にリストの一番上に挿入される形式で、追加後のソートはできないようです。上記1の方法で、追加場所を自由に選べます。方法2・3では新しいツイートは一番上に追加されますが、後から方法1の要領で移動させることが可能です(ただ非常にやり辛いです(←感想))。
なお、非公開アカウントのツイートは、コレクションに追加できません。

(3)各ツイートの設定メニュー(…)から、

  • 投稿者のブロック(Block)、ミュート(Mute)の設定(ミュートはTweetDeck内のみブロック・ミュートともにTwitter本体の設定に追加される)
  • Copy link to this Tweet:ツイートのURL表示
  • Embed this Tweet:埋め込み用のコード表示
  • Share via ...:DMやE-Mailでツイート内容とURLを送信
  • Report Tweet:ツイートを通報する
  • Link to this Tweet:ツイートのURLが入力された形で投稿フォームが開く
    (→リツイートボタンを押して「Quote Tweet」に機能が移動)
  • Translate this Tweet:読んで字の如く。
  • See who quoted this Tweet:そのツイートを引用したツイートを検索

などができます。

(4)投稿前の確認
アカウント情報(Account)で「Confirmation step」をONにすると、ツイート欄右下の「?」にチェックを入れてからでないと投稿できなくなります。複数アカウントを使い分けていて、振り分けを良く間違う場合などは、この投稿前の確認が役に立ちます。
設定は、アカウント毎に行う必要があります。

(5)まとめリツイート
かつては複数アカウントを管理しているとき、投稿やリツイート元を管理アカウントの中から複数同時に選ぶことができましたが、今はできなくなっています。
リツイート時の投稿元設定は、複数のアカウントを同時に選択できます。
TweetDeckで複数のアカウントを管理している場合は、一度にまとめてRT可能です。
あまり大量にやると迷惑になりかねないので、程々にですかね。

メモ:
実はツイート時にも投稿元を複数同時に選択できますが、「重複した内容を、複数アカウントから投稿した場合」はTwitterルールによりスパムとみなされます。Tweetボタンを押す前に、必ず「From」のチェックが1つである事を確認した方が良いと思います。


とりあえずで、こんなところでしょうか。
こんなに便利なものだとは思っていませんでした。
何故これまで使ってみなかったのかと(←これまでの環境に不満が無かったから)。
たまには普段使わないものを使ってみると、新しい発見がありますね。

欠点があるとしたら、ミュートの指定に正規表現が使えないぐらいでしょうか。
人によっては、スキン等による見た目の大幅な変更が効かず、Dark/Lightの二択で色調が切り替えられるだけというのも、気にされるかもしれません。

Windows版でフォントがおかしいのは、直し方を書いたブログ記事を発見できたので、そちらにリンクしておきます。
Windows版TweetDeckで中華フォントを直す方法!!(外部リンク)

※※※
ところでこれ、登録の削除がどこで出来るのか、分からなかったりします。
調べてみたところ、TweetDeckのアカウント(メールアドレスでログインするもの)はここで削除できると分かりましたが、Twitterアカウントでログインした場合は……?
(※2015/08/05:TweetDeckアカウントの削除メニュー(↑のリンク先)が消えていました。)

※※※
2015/11/09、「@(TweetDeckログインアカウント)さんは@(追加アカウント)さんとしてTweetDeckを利用でき ます。」という タイトルでチーム機能の改善告知メールが届きました。確認してみると、追加アカウントのチームメニューで、TweetDeckのログインに使うアカウント を確認できるようになっていました。
ただ、メールが届いてもチームメニューが表示されないアカウントもあり、謎が残ります。


Cange log:
<2015>
03/01:15:40 チーム利用についての情報を追加しました。
04/09:Web版以外へのリンクの消滅について追加しました。
08/05:TweetDeckアカウント削除メニューの消滅+新しい機能について追加しました。
08/26:少し追加。
11/09:チームと複数アカウント管理、及び「@△△さんは@××さんとしてTweetDeckを利用できます。」メールについて追加しました。
<2016>
06/16:ユーザー指定ミュートのTwitter本体への統合について追加しました。
07/03:Windows版のサポート終了について追加。
07/27:Collection機能の改良について追加。ツイートの追加位置を選べるようになっていました。
10/30:検索カラムの機能拡張について追加。
11/17:Twitterに追加された「ミュートするキーワード」とTweetDeckの「Mute」について。
<2017>
01/04:ツイート個別のメニューとSearchの新しい絞り込みオプションについて追加。
03/26:カラム設定の「Alerts」「Previews」がまとめられ、「Preferences」という項目になりました。
03/28:アカウントの追加・削除周りの変化について。
09/28:複数アカウント管理及びチーム管理周りの変更について追加。
<2018>
03/06:投稿元選択の変化について。他に、表記の変化や細かい項目の追加についても。
<2019>
07/19:複数アカウント管理の変化を反映。チームに関する公式ヘルプにリンク。

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[CardWirth] CW用「エンジン識別サンプル」 1.04 不具合修正

前バージョンまで、Pyが互換モードで動作中は、正しく識別ができませんでした。

  • CW1.28を時限称号への対応で見分ける場合、確認した全てのバージョンがPy0.12.2 (Reboot)と識別されていた。
  • CW1.28を状態異常判定バグの有無で見分ける場合、確認した全てのバージョンがCW1.20と識別されていた。

これは何故かというと、「互換モード=互換指定したバージョンと全てにおいて同じ動きをする」のではないからです。前回更新時は、その詳細について詳しくは調べていませんでした。

今回、サンプル内で識別に用いている仕様の差やバグについて、1つずつ互換モードでの動きを確認しました。
以下は、その結果です。

【互換モード時、指定したエンジンの動きが再現されたもの】

  • CW1.20の状態判定分岐バグ(中毒が麻痺/石化の判定に引っかかる類のあれ)


【互換モードでも通常モード時と同じ動きだったもの】

  • 時限称号の時間経過による消滅
  • 仮想システムクーポン「@MP3」の検出
  • CW1.30以降の状態判定分岐の拡張分(少なくとも混乱と沈黙は互換設定によらず検出可能)
  • CW1.20の、睡眠者に絶対成功(成功値修正+5)で攻撃した場合、対象が目覚めないバグが修正済み


【そもそもCW1.50とは挙動が異なっているもの】

  • 対象消去した同行NPCをランダム選択で選択できない(※CW1.50に合わせて、できるように修正されるようです)
  • フィールド全体対象のクーポン分岐で同行NPCの称号を検出可能


互換モードで何が変わるのか細かく調べれば、どのエンジンに互換の設定で動いているのか判別可能かもしれませんが、今のところやるかどうか未定です。
互換モードの使い道を考えてみると、

プレイヤーが最新エンジンでは不具合が出るシナリオを遊ぶ際に利用
→シナリオに何かしなくても、適切に互換設定すれば多分動く。

シナリオ作者が過去の仕様やバグを利用したシナリオを作る際に利用
→こちらも互換設定が適切なら恐らく問題なく、Pyであることが判別できれば十分。
→正規版やNextに対しては、対応していない時メッセージを表示するなどの対応が可能。

なので、互換の設定まで見分けなくて良いようにも思います。


[現時点で識別可能なエンジン]
正規版
・CW1.20/1.28/1.29/1.30/1.50
私家版
・CardWirthNext1.60
・CardWirthPy(Reboot)0.12.1/0.12.2


エンジン識別サンプル→ver.1.04
・CardWirthPyが互換モードで動作中も正しく識別できるよう修正
DLはこちら

※※※
修正過程で新たに分かった事を、メモ箱の関連記事に反映させました。

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[CardWirth] CW用「エンジン識別サンプル」 1.03 Py(Reboot)のバージョン識別に対応

前回更新時(一昨日)の日記の最後に書いたことを、シナリオに反映させました。


(1)CardWirthPyのバージョン0.12.1 (Reboot)がダウンロード可能なのを発見
→Pyのバージョン識別を追加しました。

サンプルのバージョン1.02はエンジンバージョンの違いを考慮していませんでしたが、これを0.12.1 (Reboot)は「Py0.12.1 (Reboot)」、0.12.2β1 (Reboot)と0.12.2 RC3 (Reboot)は「Py0.12.2 (Reboot)」と判定されるようにしました。

※Nextは現在1.60のみなのでバージョン識別はなしですが、今後新しいバージョンが出たら対応予定です。


(2)CardWirthPyのが互換モードで動作中、識別結果がどうなるかを調べ、使い方説明書に追加しました。

互換モードであろうとPyと判定された方が良いのか、互換指定されたエンジンと判定された方が良いのかで迷い、今回は情報の追加だけです。


[現時点で識別可能なエンジン]
正規版
・CW1.20/1.28/1.29/1.30/1.50
私家版
・CardWirthNext1.60
・CardWirthPy(Reboot)0.12.1/0.12.2


エンジン識別サンプル→ver.1.03
・CardWirthPyのバージョン見分けに対応
DLはこちら

※※※
サンプルシナリオ更新の過程で調べた事は、メモ箱の関連記事に反映させました。

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